日本版二十四節気:俳句界などの反発で解説作りに方針転換
毎日新聞 2012年09月27日 10時31分(最終更新 09月27日 12時41分)
協会の専門委員会委員を務める俳人の長谷川櫂(かい)さんも方針転換に賛成の立場で「暑い時期から秋の気配を探るような日本人の繊細な季節感は『ずれ』の上に育まれてきた。二十四節気を変えるのは合理的だけれど、その根源をなくすことになる」と話している。
「季節のことば」の応募方法は同協会の特設ホームページ「暦の上では」(http://24setuki.com/entry/)で。【池田知広】
★二十四節気 太陰太陽暦で正しく季節を示すために設けられた指標。「二十四気」「節気」とも言う。太陽の動きに基づいて1年を24等分し、それぞれに名称が与えられた。黄河中流域が発祥の地とされる。
■2012年の二十四節気
春 立春(りっしゅん)2月4日
雨水(うすい) 2月19日
啓蟄(けいちつ) 3月5日
春分(しゅんぶん)3月20日
清明(せいめい) 4月4日
穀雨(こくう) 4月20日
夏 立夏(りっか) 5月5日
小満(しょうまん)5月21日
芒種(ぼうしゅ) 6月5日
夏至(げし) 6月21日
小暑(しょうしょ)7月7日
大暑(たいしょ) 7月22日