ビックロ:ユニクロとビックカメラの共同店舗がオープン
毎日新聞 2012年09月27日 11時30分(最終更新 09月27日 11時35分)
カジュアル衣料大手ユニクロと家電量販大手ビックカメラの共同店舗「ビックロ」(東京都新宿区)が27日、オープンした。新宿三越アルコット店跡の店舗前には、午前5時ごろから客が並び始め、午前9時半過ぎには約4000人(ユニクロ発表)の行列ができた。このため、10時の開店時間を急きょ15分繰り上げ、午前9時45分に開店した。
店舗は、地上1〜3階にユニクロ、地下1〜3階と地上4〜8階にビックカメラが入る。主な売り場は分かれているが、ユニクロ店内で電動マッサージ器や電気ポットが売られていたり、ビックカメラ店内にユニクロのマネキンが立っているなど、両店の特徴を混在させている。
午前8時から並んだという新宿区の男性(42)は「靴下が1足10円と非常に安かった。店の雰囲気が明るくてとてもよいと思う」とうれしそうに話した。
開店前にはユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長が「元気がない日本経済を“ビックロ”させたい。ユニクロとして世界一の売り上げを目指す」とあいさつした。【岡田悟】