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横浜市教委“通知表 保護者らに事前確認”10月27日 21時33分
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通知表の成績などの記載ミスを防ぐためだとして、横浜市教育委員会がすべての公立学校に対し、通知表を配付する前に保護者や児童生徒に内容を確認してもらうよう指示していたことが分かりました。確認の際、一部の学校が通知表のコピーを渡しているのは不適切ではないかとする指摘を受けて、教育委員会は対応を検討するとしています。
横浜市では、昨年度、市内の小中学校で、通知表に別の生徒の成績を記載したり、出席日数を誤って記載したりするミスが相次ぎました。
こうしたミスの再発防止策の一つとして、横浜市教育委員会がすべての市立の小学校と中学校、それに高校や特別支援学校に対し、ことし7月、通知表に記載する成績や出席日数などを事前に保護者や児童生徒に示し、確認してもらうよう指示していたことが分かりました。
教育委員会では、確認する内容や方法についてはそれぞれの学校に委ねたということですが、一部の学校が通知表のコピーを渡しているのは不適切ではないかという指摘を受けたということです。
市の教育委員会は「ミスが後を絶たないため、事前に保護者に確認してもらうことで、減らしたいと考えている。内容は保護者との面談の際に示していることもあり、問題はないと考えているが、不適切とされた方法については今後検討したい」と話しています。
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