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日本の性暴力ゲーム、「香港の青少年に悪影響」=性文化学会で批判―香港

配信日時:2009年6月15日 11時35分
2009年6月、香港性文化学会主催のシンポジウムにおいて、香港中文大学の梁麗娟教授は日本の性暴力ゲームが香港の青少年に大きな影響を与えていると発言した。写真は2007年、広州市で開催されたアニメ、漫画、ゲームのイベント。
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2009年6月、香港性文化学会主催のシンポジウムにおいて、香港中文大学の梁麗娟(リャン・リージュエン)教授は日本の性暴力ゲームが香港の青少年に大きな影響を与えていると発言した。14日、中国新聞網が伝えた。

香港紙・大公報によると、梁教授は「テレビゲームは設定された難題をクリアすることで大きな達成感を得られ、子どもたちにゲームを遊び続けるよう促す機能がある」と指摘した。こうしてゲームを続けることによって子どもが性や暴力に慣れてしまうと、成長後に暴力で問題を解決を図る、孤独でねじ曲がった性格の持ち主になってしまい、さらには人を傷つけることをなんとも思わないようになってしまうという。

香港のある精神科医師は「予防は治療に勝る。保護者は家庭での性教育を実施し、子どもとコミニュケーションを計るべきです。またフィルタリングソフトを使用し性暴力ゲームをダウンロードできないようにするべきです。もちろん子どもの同意を得て行うべきで、強制的にパスワードをかけるようなやり方はよくないでしょう」と話している。

先日来、日本の一部アダルトゲームは性暴力表現を含んでいるとして海外市民団体の批判を浴びている。5日、日本国内のゲームソフトメーカー233社が加盟する「コンピュータソフトウェア倫理機構」は性暴力の描写があるゲームソフトの製造、販売の禁止を決定した。(翻訳・編集/KT)
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