2012年10月26日

アルコール依存症の女性は20年早く死ぬ(上)

酒を飲み過ぎると平均余命は劇的に短くなる。特に
酒依存症の女は危険だ。解毒と治療でも止められない。
煙草の害と比べて 酒害の方が 平均余命に与える
影響は大きい。
これはGreifswalt大学の研究者たちの見解である。彼らは
リューベックとその周辺の4070人を無作為に選び、調査した。
そのうち149人はアルコール依存症だった。依存症者のうち 
男は平均55歳で、女は60歳で死んだ。一方 健康な男は
平均77歳まで生きた。女は82歳まで生きた。
ドイツでは950万人がアルコールの問題を持ち、130万人は
アルコール依存症であると「2012年薬物・依存症報告」は
述べている。
一日にビールはグラス一杯以上 飲んではいけない。女は
1/4リットル、男は1/2リットルが制限値である。ドイツでは
死者の5人に一人は 酒と煙草に原因を求められる。
酒依存の女の死亡率は 健康な女に比べ 約5倍高い。なぜ 
そうなのか分かっていない。
酒依存には しばしば隠れた問題や 別の病気が加わる。
女性の場合、依存症は 生活歴と密接に関連している。暴力と
性的虐待が しばしば依存症を起こす引き金になっている。
だから 依存症の背景にある状況(つまり トラウマ後の重荷に
よる障害や鬱のような)を把握する治療が重要である。
依存症だけを治療しても ぶり返しが必ず来る。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/wissen/gesundheit/2012-10/Alkoholiker-Sucht-Lebenserwartung

写真 by SACHI


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