2012年11月24日(土)放送分
「ポリオとロタ腸炎 どう防ぐ?」
総合上飯田第一病院 小児科 後藤 泰浩 先生
2012年10月27日(土)放送分
「体中にできる発疹~乾癬と掌せき膿ほう症~」
名古屋市立大学病院 皮膚科 森田 明理 先生
乾癬とは?
・乾癬の患者の数は、国内におよそ10万人から20万人。
・皮膚が赤くなって盛り上がったり、フケのようなものがついて剥がれ落ちたりし、全身に広がることもある。
・原因として、皮膚の免疫機能の異常が起きやすい体質の人に、薬剤やストレスなどの要因が加わることが考えられる。
・乾癬が発症するメカニズムは、Th17というリンパ球が、インターロイキン17、22、TNF-αというサイトカインを過剰に増やし、それが、表皮を赤く盛り上がらせたり、ガサガサを作り出すということがわかっている。
・乾癬の治療法は、ビタミンD3などの塗り薬を使った外用療法。免疫抑制剤などを服用する内服療法。乾癬に有効な波長の紫外線を照射する光線療法。注射による抗体療法。
・治療法の一つ抗体療法は、二年前に日本で認可された生物学的製剤によるもの。
乾癬の原因となる物質を抑え、重症患者でも、かなり症状が緩和されるようになった。
・3種類の生物学的製剤があり、それぞれ、抑える物質や使い方が違うため、症状や患者の状況にあわせて、最適なものを使う。
また、副作用が起こる可能性もあり、使用方法は医師とじっくり相談が必要。
掌せき膿ほう症とは?
・乾癬と似ているが、手や足に限定されて起きる皮膚病。
・手のひらと足の裏に、水ほう(水ぶくれ)、膿(のう)ほう(うみ)、紅斑(こうはん)(赤くなる)、鱗屑(りんせつ)(ガサガサする)などが出来たり、なくなったりする。
・合併症として 胸の部分の関節に、痛みを起こす場合もある。
・病気の要因として、へんとう炎や虫歯、金属アレルギー、喫煙などが考えられる。
・治療法の一つとして、光線療法がある。
紫外線皮膚治療器「エキシマライト」効果の高い、308ナノメーターの紫外線だけを患部に当て、数週間で、効果が表れてくる人が多い。
※ かかりつけの医師または専門医にご相談下さい。
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