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【芸能・社会】

被災地在住14歳新人歌手 臼澤みさき 地元大槌町にエール

2012年10月22日 紙面から

岩手大で自身初の単独コンサートを開催した臼澤みさき

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 東日本大震災の被災地となった岩手県大槌町在住の新人歌手、臼澤みさき(14)が21日、同県盛岡市にある岩手大学の学園祭「不来方(こずかた)祭」で自身初の単独コンサートを開いた。

 コンサートは震災後の大槌町の調査を続けている教育学部社会学研究室が企画。大槌町から無料招待した40人を含む約300人がキャンパス内のホールに駆けつけた。

 初のバンド形式で、今月24日発売のファーストミニアルバム「Homeland」に収録されている全8曲を伸びのある美声で熱唱。緊張のあまり、バンド紹介でメンバーの名前をほとんど忘れてしまうハプニングもあったが「皆さんからアンコールも拍手もいただけてうれしかったです」と満足げに語った。

 デビュー曲の「故郷〜Blue Sky Homeland〜」(7月25日発売)は、小学校3年生から習っている民謡をポップスと融合させた斬新な楽曲。今月17日付のUSEN歌謡曲リクエストチャートで、デビュー直後から約3カ月ぶりに1位に返り咲きし、注目を集めている。

 臼澤は「私はこれからも歌を通して頑張りますので、皆さんも復興に向けて頑張ってください」とエールを送った。

 

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