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【グラニュース】


闘莉王、次も濃厚!FW起用

2012年10月26日 紙面から

ストイコビッチ監督(後方)が見守るなか、居残りシュート練習を行った闘莉王=トヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(31)が25日、約30分間の居残りシュート練習を志願した。前節鳥栖戦に続いてFWでの出場が濃厚。ストイコビッチ監督もこの心意気に応えて個人指導した。横浜Mには南アフリカW杯を共に戦ったDF中沢も健在。DFとして尊敬する盟友との初バトルに武者震いした。

 一撃一撃に熱い思いを込めた。全体練習後、ジュロヴスキーコーチに約30分間の居残りシュート練習を志願。闘莉王は足元でのポストプレーを意識しながら、GK西村相手に左右両足から強烈なシュートを繰り返した。「どうなるかわからないから、準備しておかないと。子どものころを思い出したよ」。FW起用され始めてからも本職はDFと主張してきた闘莉王が、ついに動いた。

 前節鳥栖戦では1ゴール1アシストを記録し、前日のミニゲームでも途中からFWに入った。守備陣も安定の兆しを見せており、横浜M戦でのFW起用に問題はない。ストイコビッチ監督もこれに応えるように、自らポストプレーからシュートまでの流れを実演。途中からは休んでいたFW永井を合流させ、豪華な顔触れとなった。

 FWとして、燃える理由もある。尊敬する中沢とのマッチアップは初で、闘莉王は「ユウジさんはいつも隣にいたのに」と目を丸くした。観衆にとっては大注目の初対決だが、「やる側としては嫌だよ」と苦笑い。ただ、「栗原も出る?」と報道陣に逆取材し、現日本代表DFとの対決も心待ちにした。

 ACL出場圏内となる3位争いは大混戦。7位の横浜Mを蹴落とすためにも、闘莉王が新旧日本代表の強固な壁を打ち破る。 (宮崎厚志)

 

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