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【グラニュース】


ピクシー、守備「問題ナイ」

2012年10月27日 紙面から

巧みにボールを操るストイコビッチ監督=トヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督(47)が26日、堅守復活へ自信を見せた。J130節の横浜M戦(27日・豊田ス)では前節鳥栖戦と同様、DF闘莉王をFWで起用する見通し。DFラインの弱体化が懸念されるが、「守備はうまく機能している」と自信満々。昨季リーグで2番目に少ない失点数だった堅守を取り戻し、連勝を狙う。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位を争うライバル・横浜Mとの対戦を前に、ストイコビッチ監督が強調したのは、攻撃よりも守備だった。

 「マリノスは守備が一番いい。ハードな守りをしてくる。とはいえ、ウチの守備も前節の鳥栖戦ではうまく機能していた」。闘莉王のFW起用を続けることによる守りのリスクを指摘されても、「センターバックは増川とダニエルで問題ない」と言い切った。

 横浜Mはここまでリーグ最少の29失点。グランパスとしては先に失点する展開は避けたい。その意図は出場停止の田中隼に代わる右サイドバックの人選にも表れそうだ。ストイコビッチ監督は練習で主力組にDF石櫃を入れ、24日に右サイドバックでテストしたMF小川は中盤に戻した。

 ピクシーは「小川は3バック時の右サイドをやっているので、サイドバックもできる。どちらを起用するかは明日まで考える」と言葉を濁したが、攻撃的な小川より、手堅いプレーが期待できる石櫃の起用が濃厚だ。

 今季はG大阪戦と新潟戦で5失点するなど守備が崩壊する試合が目立つが、本来グランパスの強さの源は堅い守り。横浜Mとの守り合いを制した先に、切望する3位の座が見えてくる。 (木村尚公)

 

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