'12/10/27
井笠鉄道バス廃止で支援要望
井笠鉄道(笠岡市)の今月末でのバス事業廃止問題で、沿線自治体などでつくるバス路線廃止対策会議は26日、羽田雄一郎国土交通相に路線存続に向けた支援を要望した。
会長の三島紀元笠岡市長や石井正弘岡山県知事らが国交省を訪問。広島県や福山市を含む2県7市町の首長名の提案書を手渡した。
提案は、代替に予定する貸し切りバス運行に対する補助制度の創設▽行政が車両を所有し、民間への運営委託などを可能とする交通政策の再構築―の2項目。
石井知事は「自治体財政は厳しく、交通手段の確保には補助が必要だ」と訴えた。羽田国交相は補助制度の創設について「財務省と協議を進めるように事務方に指示をした」と回答。国会で継続審議中の交通基本法が成立すれば「柔軟な支援が可能になる」などとも答えたという。
石井知事は要望後「前向きな対応で期待できる」と評価。三島市長は「来春以降も路線を維持するため、交通政策の再構築を急いでほしい」と述べた。
【写真説明】羽田国交相(左)に提案書を手渡す石井知事(中)。右は三島笠岡市長
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