'12/10/26
改装終え家電販売競争さらに<動画あり>
家電量販のエディオン(広島市中区)は26日、中区紙屋町の広島本店本館を全面改装してオープンした。6月に開業した隣接する新館と合わせて2館体制となり、売り場を大幅に拡大。早朝から買い物客の列ができた。
午前9時の開店前から、セール品などを求める客が千人以上詰めかけ、店の前に長い列ができた。店が開くと最新の家電製品に手を伸ばしていた。
本館は地上8階、地下2階の8250平方メートル。新館と合わせると1万5500平方メートルで、中国地方最大規模となる。携帯型ゲーム機を買おうと午前4時半から並んだ広島市西区の大学2年田上祐貴さん(19)は「広告を見てかなり安かったので来た。地元のエディオンには頑張ってほしい」と話していた。
一方、約700メートル東にヤマダ電機(群馬県高崎市)が6月に開いた大型店「LABI(ラビ)広島」では、大規模セールが最終日を迎えた。安芸区の無職熊谷三男さん(64)は「新しい店が増えて価格は安くなり、サービスもよくなっている」と話した。
近くの中区新天地では26日、総合ディスカウントストアのドン・キホーテ(東京)の広島八丁堀店も開業し、中心街の販売競争が熱を帯びている。
【写真説明】全面改装したエディオン広島本店本館の開店を待つ買い物客=午前8時35分(撮影・井上貴博)