2012-10-06 10:01:40
名残の季節
テーマ:着物/日本舞踊/茶の湯昨日の合間に茶の湯稽古
月夜にさざ波の音をききながら
うたたねをする情景の書
お軸と寄り添うそうな半月の香合
花は山芍薬の実
芍薬の花がおわっても
中をひらくとまた小さな花と
実が顔をだす
朽ち果てる最後の美しさが
宿っているようです
実りの秋
10月は名残の季節なのだそう
先生のおもむきのある言葉や
説明の一つひとつにゆだねると
より一層わび・さびの世界が
心地よくひろがっていきます
とらやの栗きんとん
こし餡を求肥でくるみ
なめらかで風味のいい
栗きんとんが深みをだしていて
季節をたのしめますねぇ
日本の精神の懐の深さに
ただただ敬服してしまう
茶の湯の世界から
日常のつれづれも忘れ
感謝したい数時間をすごせました
名残の10月もたのしもうっと!