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中国“深刻な局面 日本側が努力を”
10月26日 21時47分

中国“深刻な局面 日本側が努力を”
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東京都内にある中国大使館の報道官は26日の定例記者会見で、沖縄県の尖閣諸島を巡る日本と中国の対立について、「今までにない深刻な局面で、中国側も目にしたくない状態だ」と述べたうえで、関係改善には日本側の努力が必要だとする中国側の立場を改めて強調しました。

この中で中国大使館の楊宇報道官は、尖閣諸島を巡る現在の日中の対立について、「今までにない深刻な局面で、政治や経済、文化や観光などの分野の交流に大きな影響と損害を与えていて中国側も目にしたくない状態であり、責任は完全に日本側にある」と述べました。
そのうえで、「現在、両国の外交部門が協議を続けている。日本政府が両国関係をできるだけ早く安定した発展の道のりに戻すように努力すべきだ」と述べ、関係改善には、日本側の努力が必要だとする中国側の立場を改めて強調しました。
また、中国の海洋監視船が25日、尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入するなど周辺の海域を繰り返し航行していることについて、「中国側の立場では、この海域は中国が管轄するところであり、これからも引き続き活動を続けていく」と述べ、尖閣諸島周辺での活動を今後も続ける考えを示しました。

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