米司法省、サムスンを標準特許乱用で調査か

 米アップルは22日、米国際貿易委員会(ITC)に提出した陳述書の中で、サムスン電子が標準特許を乱用し、反トラスト法(独占禁止法)に違反した疑いで、米司法省が調査を進めていると指摘した。サムスン電子は事実関係の確認を拒否した。特許専門サイト「フォス・パテンツ」が報じた。

 また、オランダ・ハーグの裁判所は24日、マルチタッチ機能に関する特許をサムスン電子に侵害されたとアップルが主張した訴訟で、原告敗訴の判決を下した。

 裁判所は「サムスン電子はスマートフォン(多機能携帯電話端末)とタブレット端末でいずれもアップルの特許を侵害してはいない」と判断した。これに先立ち、オランダの裁判所は今年6月、サムスンがアップルを相手取り起こした通信関連の標準特許侵害訴訟でサムスン勝訴の判決を下している。

卓相勲(タク・サンフン)記者
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