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民主・安住氏 離党の動きをけん制10月26日 17時33分
民主党の安住幹事長代行は記者会見で、東京都の石原知事が新党の結成を表明し、辞表を提出したことについて、「共鳴して民主党を離れる議員がいるとすれば、選挙目的だ」と述べ、党内で離党を検討する動きをけん制しました。
この中で安住幹事長代行は「民主党の考え方は、石原知事の主張している外交・安全保障政策とは明らかに違うので、衆議院選挙の争点が明確になってきたのではないか」と述べました。
そのうえで安住氏は「石原氏は『憲法を破棄する』などと言っており、共鳴して民主党を出て行く議員がいるとは、とても思えない。出て行くとしたら、違う動機で、選挙目的などとしか考えられない」と述べ、党内で離党を検討する動きをけん制しました。
また、安住氏は「石原氏は、都民の幸せを目指して、住民福祉の向上に努力してきたというより、政治的な発言を繰り返し物議を醸してきた。国政に興味があるなら、もっと早く辞めて国政に出てくればよかった。石原氏は、都庁に出勤するのも週に何日とか、行儀がよくない。大先輩だが、地方自治を担う謙虚さがあったかどうか疑問だ」と述べました。
一方、安住氏は、記者団が「石原氏の新党が衆議院の解散の時期などに影響を与える可能性があると思うか」と質問したのに対し、「基本的にはまったくないと思う」と述べました。
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