2008年04月08日
殺された人の数
だいぶ間が開きましたけど、以前にアップした平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低の記事についてです。
多くの方のご指摘受けましたように、平成19年(2007)の殺人認知件数1,199件というのは未遂も含めたもので、また強盗殺人などは別の分類なので入ってはいません。もろもろ含めた他殺で実際に殺されてしまった人の数は厚生労働省の「人口動態統計」の死因統計で判ります。
それによると、映画「三丁目の夕日」の舞台となった昭和33年に他殺で死んだ数は1,993人で、2006年は580人にまで減ってしまいました。人口は3割ほど増えてるというのに。2007年はまだ11月までしか発表がないのですが、2006年の1〜11月と比べると一割以上も減ってますから、500人近くまで減少しているのではないでしょうか。
戦後最低の記事に対して、年齢構成が変化してるからとか不思議なツッコミをする人がいたのですが、問題は誰に殺されるかなんてことではなく、我々や我々の家族が殺されてしまう確率が昔と比べると圧倒的に減ってしまったというところにあるのではないですか。我々や我々の家族が殺されてしまったときに、その犯人が何歳だなんて気にする人がいるというのがよく判らない話です。しかも、現代は若者よりも年寄りの殺人率のほうが高かったりしますし。
過去最低となったニューヨーク市の2007年の殺人事件494というのは、未遂を含めない殺人被害者の人数なんだそうです。2006年は596人ですし、人口800万人のニューヨーク市だけで日本全体とちょうどぴったり同じくらいの人が殺されてるようです。
ところで、厚生労働省の「人口動態統計」の死因統計はウェブ上には平成8年以降しかアップされておらず、探してみると死因データベースに1902年から1959年まではありました。誰かあいだを埋めてもらえませんかね。
年齡別の自殺統計なんかもまとめてもらえると便利になるんですが。いまは5年ごとのものしかありませんので。
殺人発生数は戦後最低という事実を報道しないのは、マスコミや警察は犯罪が増えている印象をあたえたほうが儲かるからわざと默っているといった陰謀説や、減っているというのはニュースとしての価値がないから取り上げないだけだといったご意見を多数の方からいただきました。それらの両方ともが間違っていることは、以下のことで明確になるかと思います。
去年の12月14日に日経新聞がこういう記事を出しています。産経や朝日も同日にほぼ同じ内容の記事があります。毎日、読売は確定前の記事は出していないようです。
年が明けて1月10日に産経新聞がこういう記事を出しています。夕刊のある毎日と読売は前日にほぼ同じ内容の記事があります。日経と朝日は確定してからの記事は出していないようです。
つまり、犯罪全体が減少したというニュースは全紙報道していて、警察もそれを誇っているわけです。あつかいは小さいながらも、犯罪が減ったことを隠しているわけではなく、犯罪が減ったことにニュースバリューがないと考えているわけではないことが判ります。
殺人、強盗、放火などを合わせた「重要犯罪」が減少したことも各紙がほぼ同じ文章で伝えています。そこからさらに殺人件数を訊き出したり、その件数が戦後最低であることを調べるなどというごく簡単なことをしていないだけで。
新聞記者は発表を右から左に流しているだけですから、警察が戦後最低という発表をしていないので、この程度の記事も書けないのです。要するに能力の問題で、マスコミの人間は信じられないほどに知識がなく調べる能力もないために、普通の人には何か裏に大きな陰謀でも渦巻いてるように見えてしまうものなのです。
なお、勘違いされてる人がいましたのでちょっと云っておきますと、警察庁というのは警視庁などの現場とは違う単なる役所ですから、その記者クラブは個々の事件取材とは基本的に縁のないところです。また、他の省庁ほど人事や政策に一般の関心を持たれないところでもありますので、犯罪統計は一番重要な取材対象のはずなんですが。
まあ、大手メディアにはよくあるようにたぶん取材よりも政治的パイプをつなぐための部署なんでしょうが、それならなおさらこういうことに気づいて警察がいかに頑張ってるかという記事を書かねばならないはずなんですけど。
情報というのはその意味を見つける者がいなければ、たんなる数字や記号に過ぎません。上記の犯罪全体が「5年連続の減少」というのは小さな記事で誰の注目も集めませんでしたが、ここから「殺人件数は戦後最低」という重要な情報を発見することができれば一面トップに持ってこれる重要記事になることは、この情報の反響の大きさからも判ることです。
私はマスコミになんの期待もしていないので、前回の戦後最低の記事は、ウェブ上の住民はもっとしっかりせいというのが主なる趣旨です。ブロガーなんかが、新聞やテレビ並みのおそまつなレベルでは大変困りますので。
多くの方のご指摘受けましたように、平成19年(2007)の殺人認知件数1,199件というのは未遂も含めたもので、また強盗殺人などは別の分類なので入ってはいません。もろもろ含めた他殺で実際に殺されてしまった人の数は厚生労働省の「人口動態統計」の死因統計で判ります。
それによると、映画「三丁目の夕日」の舞台となった昭和33年に他殺で死んだ数は1,993人で、2006年は580人にまで減ってしまいました。人口は3割ほど増えてるというのに。2007年はまだ11月までしか発表がないのですが、2006年の1〜11月と比べると一割以上も減ってますから、500人近くまで減少しているのではないでしょうか。
戦後最低の記事に対して、年齢構成が変化してるからとか不思議なツッコミをする人がいたのですが、問題は誰に殺されるかなんてことではなく、我々や我々の家族が殺されてしまう確率が昔と比べると圧倒的に減ってしまったというところにあるのではないですか。我々や我々の家族が殺されてしまったときに、その犯人が何歳だなんて気にする人がいるというのがよく判らない話です。しかも、現代は若者よりも年寄りの殺人率のほうが高かったりしますし。
過去最低となったニューヨーク市の2007年の殺人事件494というのは、未遂を含めない殺人被害者の人数なんだそうです。2006年は596人ですし、人口800万人のニューヨーク市だけで日本全体とちょうどぴったり同じくらいの人が殺されてるようです。
ところで、厚生労働省の「人口動態統計」の死因統計はウェブ上には平成8年以降しかアップされておらず、探してみると死因データベースに1902年から1959年まではありました。誰かあいだを埋めてもらえませんかね。
年齡別の自殺統計なんかもまとめてもらえると便利になるんですが。いまは5年ごとのものしかありませんので。
殺人発生数は戦後最低という事実を報道しないのは、マスコミや警察は犯罪が増えている印象をあたえたほうが儲かるからわざと默っているといった陰謀説や、減っているというのはニュースとしての価値がないから取り上げないだけだといったご意見を多数の方からいただきました。それらの両方ともが間違っていることは、以下のことで明確になるかと思います。
去年の12月14日に日経新聞がこういう記事を出しています。産経や朝日も同日にほぼ同じ内容の記事があります。毎日、読売は確定前の記事は出していないようです。
刑法犯10年ぶりに200万件割れへ・1―11月7%減、検挙率も上昇 今年1―11月に全国の警察が把握した刑法犯の数(認知件数)は176万1993件で、昨年同期より7.0%減ったことが13日、警察庁のまとめで分かった。戦後最悪だった2002年をピークに5年連続の減少。年間でも191万件程度と予測され、1997年以来、10年ぶりに200万件を割る見通しとなった。 警察庁の吉村博人長官は「全国警察による街頭犯罪抑止対策や、自治体や防犯ボランティアによる取り組みが大きく寄与した」としている。 |
年が明けて1月10日に産経新聞がこういう記事を出しています。夕刊のある毎日と読売は前日にほぼ同じ内容の記事があります。日経と朝日は確定してからの記事は出していないようです。
刑法犯認知件数 10年ぶりに200万件下回る 昨年1年間に全国で発生した殺人や窃盗、詐欺など刑法犯の認知件数は190万8990件で、前年に比べて6・9%減少し、10年ぶりに200万件を下回ったことが9日、警察庁のまとめで分かった。 認知された刑法犯のうち特に減少幅が大きかったのは14・5%減の侵入盗。また、強盗は10・6%、詐欺などの知能犯も9・8%の減少となった。 捜査や防犯上、警察が特に重視している殺人、強盗、放火などの「重要犯罪」は9・2%の減少となった。 全体の減少傾向の中、手口別では工場荒らしが1443件から1533件と6・2%増加。暴行も3万1002件から3万1968件と3・1%の増加となった。 刑法犯の年間認知件数は平成10年に200万件を突破した後急増、14年に285万件と最悪を記録した後、減少に転じていた。 一方、刑法犯検挙率は18年の31・2%から31・7%に0・5ポイント改善した。 |
つまり、犯罪全体が減少したというニュースは全紙報道していて、警察もそれを誇っているわけです。あつかいは小さいながらも、犯罪が減ったことを隠しているわけではなく、犯罪が減ったことにニュースバリューがないと考えているわけではないことが判ります。
殺人、強盗、放火などを合わせた「重要犯罪」が減少したことも各紙がほぼ同じ文章で伝えています。そこからさらに殺人件数を訊き出したり、その件数が戦後最低であることを調べるなどというごく簡単なことをしていないだけで。
新聞記者は発表を右から左に流しているだけですから、警察が戦後最低という発表をしていないので、この程度の記事も書けないのです。要するに能力の問題で、マスコミの人間は信じられないほどに知識がなく調べる能力もないために、普通の人には何か裏に大きな陰謀でも渦巻いてるように見えてしまうものなのです。
なお、勘違いされてる人がいましたのでちょっと云っておきますと、警察庁というのは警視庁などの現場とは違う単なる役所ですから、その記者クラブは個々の事件取材とは基本的に縁のないところです。また、他の省庁ほど人事や政策に一般の関心を持たれないところでもありますので、犯罪統計は一番重要な取材対象のはずなんですが。
まあ、大手メディアにはよくあるようにたぶん取材よりも政治的パイプをつなぐための部署なんでしょうが、それならなおさらこういうことに気づいて警察がいかに頑張ってるかという記事を書かねばならないはずなんですけど。
情報というのはその意味を見つける者がいなければ、たんなる数字や記号に過ぎません。上記の犯罪全体が「5年連続の減少」というのは小さな記事で誰の注目も集めませんでしたが、ここから「殺人件数は戦後最低」という重要な情報を発見することができれば一面トップに持ってこれる重要記事になることは、この情報の反響の大きさからも判ることです。
私はマスコミになんの期待もしていないので、前回の戦後最低の記事は、ウェブ上の住民はもっとしっかりせいというのが主なる趣旨です。ブロガーなんかが、新聞やテレビ並みのおそまつなレベルでは大変困りますので。
Posted by 管賀江留郎 at 23:59│Comments(15)│TrackBack(4)
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ここでは主に産経新聞の記事を題材に、教育制度の変遷の影響を考えてみます。(記事内文字上限を超えてしまったので上下に分けます)・【秋葉原通り魔事件】「酒鬼薔薇」世代、教育の落とし穴(産経新聞6月21日より)まずパッとタイトルを見て、秋葉原通り魔事件は、「酒...
特定世代を危険視する事の危険さについて:その2教育制度の変遷...【ある日ぼくがいた場所】at 2008年06月28日 01:35
さて、次は校則について触れておきましょうか。<『校則はいけない』世代だったのか?>まず最初に、そもそも少年Aが逮捕されたのは1997年、所沢高校の入学式騒ぎがあったのは1998年ですから、神戸連続児童殺傷事件の犯人として逮捕された少年Aにその騒ぎが関連有ったかの...
特定世代を危険視する事の危険さについて:その2教育制度の変遷...【ある日ぼくがいた場所】at 2008年06月28日 01:42
タイトル長いなー。 いまから半年ほど前、こんなエントリがアップされました。 平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低:少年犯罪データベースドア 2/1に警察庁が去年の犯罪統計を発表したんですが、殺人の認知件数は1,199件で平成3年の1,215件を下回って戦後最低を記録しまし
[統計][雑記]平成19年(2007年)の「殺人、強盗殺人・強盗致死、傷害致死の認知件数とそれによる死亡者数およびそれらの人口10万人あたりの比率」は戦後最低(たぶん)【どうにもならない日々】at 2008年08月08日 08:23
今回の記事は創価とはまったく関係ない。
正月で暇だったので、データと戯れてみた成果をね。
少年犯罪データベースの管理人、管賀江留郎氮..
暇だから年齢別の自殺者数をまとめてみた【資料屋のブログ】at 2010年01月03日 17:42
この記事へのコメント
> つまり、犯罪全体が減少したというニュースは全紙報道していて、警察もそれを誇っているわけです。あつかいは小さいながらも、犯罪が減ったことを隠しているわけではなく、犯罪が減ったことにニュースバリューがないと考えているわけではないことが判ります。
違うと思います。
警察は犯罪全体が減少したことを誇って記者発表したと思います。
しかしメディアは、そのことにニュースバリューを見出さなかった。記者発表があったので仕方なく記事にしたにすぎない。扱いが小さいことが、そのことを物語っています。
何にニュースバリューがあると考えているかは、メディアから送られる量に反映されています。TVの場合は放送時間、新聞の場合は紙面の面積。放送順所・紙面の配置にも影響があります。こちらがニュースを見る時にも、そのように見ていると思います。
違うと思います。
警察は犯罪全体が減少したことを誇って記者発表したと思います。
しかしメディアは、そのことにニュースバリューを見出さなかった。記者発表があったので仕方なく記事にしたにすぎない。扱いが小さいことが、そのことを物語っています。
何にニュースバリューがあると考えているかは、メディアから送られる量に反映されています。TVの場合は放送時間、新聞の場合は紙面の面積。放送順所・紙面の配置にも影響があります。こちらがニュースを見る時にも、そのように見ていると思います。
Posted by ちいちゃん at 2008年04月09日 13:08
日本の行方不明者の多さを考えればかなりいい加減な数字ではない
でしょうか。
殺人の仕方も進歩してるでしょう。保険金殺人等を考えれば他殺
と解るような状況にはしないでしょう。
又、自殺者の数から見てもその中に隠された他殺もあるかもしれ
ません。
でしょうか。
殺人の仕方も進歩してるでしょう。保険金殺人等を考えれば他殺
と解るような状況にはしないでしょう。
又、自殺者の数から見てもその中に隠された他殺もあるかもしれ
ません。
Posted by むーちゃん at 2008年04月12日 00:05
>むーちゃんさん
統計が信じられないと暗数を持ち出す人がいますが、
現代の日本ではあまりあてはまらないと思います。
確かに自殺者、事故死者、行方不明者の中には「隠された殺人」が
あるでしょうが、それは今も昔も同じです。
現代の巧妙な手口は言いますが逆にDNA検査など犯罪技術も進歩してますし「昔の稚拙な犯罪捜査」とも言えます。
それと行方不明者に関してですが、外国の方がはるかに多いです。
途上国、ヨーロッパ、アメリカ全てそうです。
日本が特に多いという事はありません。むしろ日本はかなり少ないです。
ちなみにアメリカでの行方不明数は年間数百万人、子供だけでも120万人が行方不明になってます。
統計が信じられないと暗数を持ち出す人がいますが、
現代の日本ではあまりあてはまらないと思います。
確かに自殺者、事故死者、行方不明者の中には「隠された殺人」が
あるでしょうが、それは今も昔も同じです。
現代の巧妙な手口は言いますが逆にDNA検査など犯罪技術も進歩してますし「昔の稚拙な犯罪捜査」とも言えます。
それと行方不明者に関してですが、外国の方がはるかに多いです。
途上国、ヨーロッパ、アメリカ全てそうです。
日本が特に多いという事はありません。むしろ日本はかなり少ないです。
ちなみにアメリカでの行方不明数は年間数百万人、子供だけでも120万人が行方不明になってます。
Posted by 富田 at 2008年04月12日 09:24
今週の丸激トークオンデマンドで鈴木邦男さんがまた御本のことほめてましたよ。
http://www.videonews.com/on-demand/361370/001288.php
http://www.videonews.com/on-demand/361370/001288.php
Posted by お笑いみのもんた劇場 at 2008年04月13日 12:21
ちいちゃんさん、どうも。
記者発表があればいつも記事にするわけではありません。本文に記しましたように、警察は年末と正月と2回発表したわけですが、それぞれ記事にしていない新聞もあるわけです。
殺人発生数は戦後最低という内容にしていれば、もっと小さいスペースで、警察にもいい顔できますから、判ってればそっちを見出しにします。さすがにこっちのほうがより読者の注目を集めることくらいは彼らも理解できるでしょうし。
ちなみに、当方のあの記事はいまだに反響があって大勢の人がやってきています。
まあマスコミなんかはどうでもよくて、彼らは警察情報を独占しようと汲々としているわけですが、記者クラブなんかにいなくとも情報は取れて、スクープも狙えますよというのがあの記事の意味で、ブロガーのみなさんも一時情報を元に頑張っていただきたいものです。
マスコミがあまりにも間が抜けてるので、出し抜くのは簡単ですから。
記者発表があればいつも記事にするわけではありません。本文に記しましたように、警察は年末と正月と2回発表したわけですが、それぞれ記事にしていない新聞もあるわけです。
殺人発生数は戦後最低という内容にしていれば、もっと小さいスペースで、警察にもいい顔できますから、判ってればそっちを見出しにします。さすがにこっちのほうがより読者の注目を集めることくらいは彼らも理解できるでしょうし。
ちなみに、当方のあの記事はいまだに反響があって大勢の人がやってきています。
まあマスコミなんかはどうでもよくて、彼らは警察情報を独占しようと汲々としているわけですが、記者クラブなんかにいなくとも情報は取れて、スクープも狙えますよというのがあの記事の意味で、ブロガーのみなさんも一時情報を元に頑張っていただきたいものです。
マスコミがあまりにも間が抜けてるので、出し抜くのは簡単ですから。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月16日 06:00
むーちゃんさん、どうも。
殺人の仕方も進歩してるというのは、たとえばどの事件を元に仰っておられるのでしょうか。
あるいは、完全に隠されている事件が、むーちゃんさんには見ることができるということなんでしょうか。
殺人の仕方も進歩してるというのは、たとえばどの事件を元に仰っておられるのでしょうか。
あるいは、完全に隠されている事件が、むーちゃんさんには見ることができるということなんでしょうか。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月16日 06:03
富田さん、どうも。
「隠された殺人」は昔のほうが多かったというのが、まあ妥当な見方でしょうねえ。
「隠された殺人」は昔のほうが多かったというのが、まあ妥当な見方でしょうねえ。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月16日 06:06
お笑いみのもんた劇場さん、どうも。
ご教示ありがとうございます。教えていただかなければ気づきませんでした。
丸激は最初から有料なんですか。知らんかった。
鈴木邦男さんもありがたいことです。
ご教示ありがとうございます。教えていただかなければ気づきませんでした。
丸激は最初から有料なんですか。知らんかった。
鈴木邦男さんもありがたいことです。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月16日 06:09
警察ががんばっているという雰囲気の記事の書き方だと感じたのですが、犯罪発生件数が少ないことは警察の功績とはあまり関係ないような気がします。
検挙率なら当然そうですが、犯罪件数自体は、世相とかにもよりますし。
飲酒運転の減少とかは、厳罰化による警察の功績と評価することは可能でしょうが、殺人事件の場合は結びつきにくいと感じました。
検挙率なら当然そうですが、犯罪件数自体は、世相とかにもよりますし。
飲酒運転の減少とかは、厳罰化による警察の功績と評価することは可能でしょうが、殺人事件の場合は結びつきにくいと感じました。
Posted by 民兵 at 2008年04月19日 09:43
揉み消しや偽装がある以上、どんな数字を出されても信用なりませんね。減っているのか、確認出来ていないのか、警察も見過ごしているのか分かりませんものね。
Posted by SHOW at 2008年04月23日 15:12
SHOWさん、どうも。
つまりSHOWさんには警察もマスコミも発表していないような事件が見えるということなんですね。
それはやはり、宇宙人が電波で教えてくれたりするのでしょうか。
昔は揉み消しができないようなとんでもない凶悪犯罪が頻発していました。
少年犯罪データベースから、異常犯罪や、個々の年代のページの事件記事をご覧ください。
http://kangaeru.s59.xrea.com/
少年犯罪だけでも毎日、残虐な猟奇殺人が起こっていたことが判ります。
古き良き昭和30年代は、未成年による殺人が年間400件以上、一日1件以上です。手口や動機も想像を絶する異様さです。
数字以外もご覧ください。
つまりSHOWさんには警察もマスコミも発表していないような事件が見えるということなんですね。
それはやはり、宇宙人が電波で教えてくれたりするのでしょうか。
昔は揉み消しができないようなとんでもない凶悪犯罪が頻発していました。
少年犯罪データベースから、異常犯罪や、個々の年代のページの事件記事をご覧ください。
http://kangaeru.s59.xrea.com/
少年犯罪だけでも毎日、残虐な猟奇殺人が起こっていたことが判ります。
古き良き昭和30年代は、未成年による殺人が年間400件以上、一日1件以上です。手口や動機も想像を絶する異様さです。
数字以外もご覧ください。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月23日 20:33
前から疑問に思っているのですが、
どうして、このサイトは首都大の前田雅英教授のデータと大きく食い違っているのでしょうか?
この方は犯罪、特に少年犯罪が急増していると主張している学者の中で最も有名な人ですが。
いえ別にこのサイトのデータが間違っているとは言ってません。
ただ食い違いの秘密を知りたいのです。
どうして、このサイトは首都大の前田雅英教授のデータと大きく食い違っているのでしょうか?
この方は犯罪、特に少年犯罪が急増していると主張している学者の中で最も有名な人ですが。
いえ別にこのサイトのデータが間違っているとは言ってません。
ただ食い違いの秘密を知りたいのです。
Posted by 富田 at 2008年04月24日 06:41
富田さん、どうも。
当データベースの統計は、警察庁発表の統計をそのまま掲載しています。
前田雅英教授は警察統計に独自の補正を加えていると明言されてますから、違いに疑問を持つはずはないのですが。前田氏の著書は読んでおられますでしょうか。
なお、前田氏は補正式を公表していないので、どのような補正をしているのかは謎となっています。
宮崎哲弥氏によると、どのような計算をしても前田氏のデータのようにはならないそうです。
当データベースの統計は、警察庁発表の統計をそのまま掲載しています。
前田雅英教授は警察統計に独自の補正を加えていると明言されてますから、違いに疑問を持つはずはないのですが。前田氏の著書は読んでおられますでしょうか。
なお、前田氏は補正式を公表していないので、どのような補正をしているのかは謎となっています。
宮崎哲弥氏によると、どのような計算をしても前田氏のデータのようにはならないそうです。
Posted by 管賀江留郎 at 2008年04月24日 10:32
ある検索でこちらにきましたが、他の記事も色々読ませてもらいました!
凄いですね。勉強になります。それに、情報ではなくそれを見極める真実の目を自分の中に持ちたいと思いました。
それで皆さんのコメントもあわせて見てたら、これを書いてる菅賀江留郎さんとは有名な人なのかなと思って調べてみたら本も出されてるんですね!
図書館が好きでよく行くので今度探してみます。
これから時々きますね。応援してます!
てます!
Posted by アスカ at 2008年05月29日 16:31
鬼畜ライターデビューおめでとうございます。
>2007年はまだ11月までしか発表がないのですが、2006年の1〜11月
>と比べると一割以上も減ってますから、500人近くまで減少してい
>るのではないでしょうか。
平成19年人口動態統計月報年計(概数)の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai07/index.html
いつのまにか発表されていました。
昨年の他殺による死者は517人です。
>2007年はまだ11月までしか発表がないのですが、2006年の1〜11月
>と比べると一割以上も減ってますから、500人近くまで減少してい
>るのではないでしょうか。
平成19年人口動態統計月報年計(概数)の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai07/index.html
いつのまにか発表されていました。
昨年の他殺による死者は517人です。
Posted by お笑いみのもんた劇場 at 2008年06月30日 03:51