さて、台風5号の直撃による土砂降りの雨の中、どっしりと構えた仁王門をくぐり、石段を登って本堂へ。久万高原(大宝寺の標高は560m)にある寺の境内には、樹齢数百年の杉やヒノキの老樹が林立し、幽寂な空気が漂っています。いつものように本堂・大師堂を参拝。大雨を避けるためポンチョを羽織ったまま参拝しましたので、参拝の一連の行為(特に、ろうそくや線香に火をつけ立てる行為)にはかなり手間取りました。参拝後は、納経所で墨書きと朱印をいただき、すぐに寺を出発(13時頃)。次の札所は第四十五番岩屋寺で、寺までの道のりは約8.4kmです。ただし、台風5号による暴風雨は、ますます強さを増していましたので、とりあえずは、岩屋寺ふもとにある遍路宿『門田屋旅館』を目指すことにしました。
まずは、県道12号線を東へ。暴風雨に翻弄されながらも、県道をとにかく東へ向かって歩きました。峠御堂トンネルを抜け、住吉神社、有枝川と通り過ぎ、さらに進みます。有枝川を越え1.7kmほど行くと、右手に旧遍路道(山道)への標識がありましたが、今回は回避(そのときの、おびただしい降雨量を考えると、今でも避けて正解だったと思います。この日の久万高原の降雨量は約150mm)。
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![万歩計とヘルシー88ステップ](/contents/101/790/230.mime4)
同、本堂
●今回の歩数と総歩数
四十四番札所・大宝寺〜
四十五番札所・岩屋寺
歩数:1万9,647歩
一番札所・霊山寺から
総歩数:116万3,637歩 |
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