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<フィギュア>鈴木明子ら公式練習 GPカナダ

毎日新聞 10月26日(金)10時18分配信

 【ウィンザー(カナダ)小坂大】26日に当地で開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダに向けた公式練習が25日、本番会場のリンクで行われ、日本勢はそれぞれ氷の感触を確かめた。
 女子は昨季の世界選手権で初めて3位となった鈴木明子(邦和スポーツランド)が出場。練習でジャンプを入念に跳んで「修正してきたので、試合でどこまでできるかを見たい」。昨季はGPファイナルも2位の好成績で「今年も出られるようにしっかりとやっていきたい。今、できることでベストを尽くせたらいい」と話した。

 昨季の世界選手権5位で17歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は「体はすごく軽くて、動いていたなと思う」と調子は上がっている様子。昨季のGPシリーズは表彰台に上がれず、ファイナル進出を逃したため「すごく悔しいと思っているので、それを挽回したい」と力を込めた。

 男子は9月末の国際大会で左膝のけがから約10カ月ぶりに復帰した織田信成(関大大学院)と昨季の4大陸選手権で5位の無良崇人(むら・たかひと)=中京大=がエントリー。織田は「いい練習が積めたので自信を持って臨める。しっかりとアピールできるようにしたい」と意気込み、無良は「今季はショートプログラム(SP)、フリーとも、そろえることを目標に挙げている。両方そろえれば表彰台も見えてくる」と話した。

 ◇世界王者も羽生にビックリ

 昨季に世界選手権を2連覇したパトリック・チャン(カナダ)は「いい練習ができたので自信はついてきている」。第1戦のスケートアメリカで羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=がSPで世界歴代最高(95.07点)をマークしたことに「驚いたよ」と話しつつ「演技構成を完璧にこなさなければ王者になれないという審判のメッセージかもしれない」と分析した。世界歴代最高の更新は「できたらうれしいけど、そんなに意識はしていない。いいジャンプを跳んで、クリーンに滑ることが自分にとっての目標」と話した。

最終更新:10月26日(金)10時32分

毎日新聞

 

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