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スーパーマン 新聞記者を辞める10月25日 6時54分
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アメリカン・コミックのヒーロー、スーパーマンと言えば、ふだんは新聞記者のクラーク・ケントとして正体を伏せていますが、コミック誌の最新号で紙面の娯楽化に抗議して新聞社を辞め、ファンの間で驚きが広がっています。
24日に発売されたコミック誌の最新号で、スーパーマンのふだんの姿である「デイリー・プラネット」紙の記者クラーク・ケントは、上司から「スクープ記事の本数が少ない」と注意されたことをきっかけに口論となります。
そして、新聞の親会社の幹部と話し合いましたが、ここでも「紙面が娯楽化している」と抗議して、結局、新聞社を辞めてしまいました。
スーパーマンの連載が始まって以降、クラーク・ケントは、例外的なエピソードを除いておよそ70年にわたってずっとこの新聞で勤めてきただけに、世界のファンの間で今回の辞職に対する驚きが広がっています。
アメリカン・コミック専門店の担当者は「コミックはその時代を反映するものだ。今回はコミックを含む活字媒体が大きな変革期にある現状が描かれている」と解説しています。
クラーク・ケントの今後について、スーパーマンの現在の作者は、アメリカの新聞に「インターネット上のニュースサイトをみずから立ち上げるかもしれない」と明かしており、今後の展開に注目が集まっています。
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