橋下知事「意見は後援会で」 加入有無で差別?大阪府の橋下徹知事は26日、自身の後援会に絡め「入るか入らないかは皆さんの自由だが、後援会で意見を出してもらったら僕の耳に届きやすい」と述べた。後援会への加入の有無で要望の実現や政策への反映に差をつける趣旨とも受け取れ、議論を呼びそうだ。 橋下氏は「後援会以外で外に出る機会は非常に少ないから、後援会ぐらいしか直接意見を聞くところはない」と、意見聴取の場として後援会を重視していると指摘。「年会費6千円をもらう。パーティー券も売る。来ていただいた方からはどんどん意見を受け付ける」と強調し、パーティーなどへの出席も“有効”との認識を示した。 また「政治家にちゃんとアクセスし接触を取っていくのが政治のあるべき姿。そうでなければ後援会の意味がない」との自説を展開した。府庁で記者団の質問に答えた。 橋下氏は大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」跡地へのテーマパーク誘致に意欲を示しているが、誘致に絡む大阪市の投資会社社長は後援会員で、パーティー券も購入。ただ跡地の活性化案については事業者などからも募る方針。 【共同通信】
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