『沖縄やくざ戦争』

おきなわやくざせんそう|----|----

総合評価

3.45点/4人
ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1976
公開年月日 1976/09/04
上映時間 96分
レビュー件数 0件
この映画を観たいひと 0人
製作会社 東映京都映画
配給 東映
カラー/サイズ カラー/ビスタ
レイティング
カラー/モノクロ カラー
サイズ
メディアタイプ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
音声
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  • URL:http://www.kinenote.com/main/s/?cinema_id=18566

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本土復帰を翌年に控えた沖縄を舞台に、沖縄やくざ組織の凄惨な内部抗争と、沖縄やくざ対本土系暴力団の血みどろな戦いを、ドキュメンタルに描くハード・アクション篇。脚本は「新仁義なき戦い 組長最後の日」の高田宏治と「ウルフガイ 燃えろ狼男」の神波史男の共同、監督は「狂った野獣」の中島貞夫、撮影は「ラグビー野郎」の赤塚滋がそれぞれ担当。

あらすじ

※物語の結末まで記載されていることがあります。

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昭和46年12月。本土復帰を翌年に控えた沖縄では、本土系暴力団の沖縄進出に対抗すべく、大城(大城朝光理事長)派と、対立関係にある国頭(国頭正剛理事長)派が互いに手を結び、「沖縄連合琉盛会」を結成した。だが、外部に向っては、「琉盛会」は一致団結したものの、その内部、国頭派系内部で紛争が持ち上がった。ことの起こりは、三年前。沖縄やくざの組織統一を計るため、対立する一派を襲撃した時、国頭とは兄弟分の中里英雄理事一派が行動隊をつとめ、中里は逮捕された。その中里派に対して、中里の服役中も出所後も、国頭派の面倒見は悪かった。このため中里は配下三〇名を率いて、国頭派を脱会したのだが、国頭派、特に理事の石川隆信は、この脱会に中里派数名に対して私刑を加えたのである。ここから、両派の血みどろな抗争が始まった。私刑事件に逆上した中里は、国頭および石川の殺害を決意する。その直後、国頭は中里に和解を申し出たが、時すでに遅かった。キャバレー、ユニバースで国頭が中里の若衆・嘉手刈宏と儀間二郎に、至近距離からS&W38口径回転式拳銃で、頭部に二発の銃弾を撃ち込まれたのである。国頭派の実力者、石川は報復のため、二十数名からなる特別行動隊を編成して、即座に中里派数名を射殺した。この報復に怒り狂った中里は、石川の命をとるべく具志川、嘉手刈を引き連れて石川の自宅を襲撃、カービン銃で石川を射殺する。この事件で国頭派は壊滅し、「琉盛会」は大城派の大城朝光がただ一人の理事長となった。だが、その大城は着々と本土系暴力団と手を結ぶ手はずを整えていたのである。自分一人が踊らされていたことを知った中里は、数名の若衆と共に警察の捜査網をかいくぐり、そのほこ先を大城に向けた。数人のボディガードの見守るなかで、大城は日課の朝の散歩中、儀間二郎によって射殺される。そして大城理事長亡きいま、大城派の影の実力者、翁長信康理事は、那覇市の高級ホテルで関西広域暴力団旭会の海津組組長と会合をしていた。中里英雄は、自らの最後の敵である翁長と海津の命を狙うべく海上で釣を楽しむ両名を襲ったのである。中里一派数名と翁長一派・海津組の連合隊の間に、沖縄はじまって以来の一大銃撃戦がここに展開するのだった。

キャスト全て見る

松方弘樹中里英雄
渡瀬恒彦嘉手刈宏
千葉真一国頭正剛
地井武男石川隆信
成田三樹夫翁長信康
梅宮辰夫海津義明
新藤恵美中里照美
ひろみ麻耶比嘉信子
尾藤イサオ儀間二郎
室田日出男具志川照邦
矢吹二朗知花鉄男
三上寛金武昇
片桐竜次国吉悟
成瀬正赤嶺保
大辻慎吾金城久
志茂山高也稲福
司裕介チンピラA
鳥井敏彦チンピラB
五十嵐義弘中村誠治
志賀勝恩納健吉
笹木俊志桃原勇
広瀬義宣名嘉間長栄
松本泰郎稲嶺仲作
畠山麦伊波
織本順吉大城朝光
南道郎王城亀吉
岩尾正隆島袋芳典
白井孝史大阪のボディガードA
友金敏雄大阪のボディガードB
川浪公次郎徳田池信
曽根将之工藤一男
阿波地大輔猪木明
平沢彰堀田
新居芳行木村
丘路千杉山元
宮前ゆかり玉城スミ子
奈三恭子石川悦子
中島葵靖子
岡島艶子知花の母
岡田正美女秘書
蓑和田良太巡査
野口貴史平良
勝野賢三呼び込み
壬生新太郎今村
大江光女占師
風間純芸者
白川浩二郎智念

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1976年9月下旬号 日本映画紹介:沖縄やくざ戦争
1976年9月上旬号 グラビア:「沖縄やくざ戦争」

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