2【呼吸】 読書前「1分間の丹田呼吸」でリラックス
効果は…
! 下半身に「気」が下がり、心が安定する
ストレスは集中の大敵。読書前には「丹田(たんでん)呼吸」でストレスを断ち切り、気持ちを切り替えよう。丹田とは、東洋医学の考え方で“へその9cmほど下の胴体の中心部にあり、身体の要と考えられている場所”。ここを意識しながら呼吸をすると、上半身に上がった“気”が下半身に下がり、心が安定すると考えられる。頭に血が上った状態が改善されるイメージだ。行う際には椅子に腰を立てて座るのがポイント。「読書前だけでなく、普段から習慣にしていると、緊張しやすい心身状態が改善されます」。
丹田呼吸のやり方
(1) 座った状態で下腹(丹田)に両手を重ねる
(2) 目を閉じてゆっくり呼吸。息を吸う時に下腹が膨らみ、吐く時に下腹がヘこむのを意識する
(気持ちが高ぶっている時は3分、そうでない時は1分)
3 【食事】 白砂糖やジャンクフードを控え、“生活体力”を取り戻す
一見、読書と無関係に思えるが、何を食べるかによっても集中のしやすさは大きく変わってくる。「最も気をつけたいのが、精製された砂糖(白砂糖)が大量に入った甘いお菓子やドリンク」。食べた直後から血糖値が急激に上昇し、その後、急激に低下して脳のエネルギー不足を引き起こしやすい。また、「ジャンクフードなども、あまり食べ過ぎると長期的には“生活体力”を損なう」。読書前はもちろん、普段から食べ過ぎは避けるよう心がけよう。
4 【目の動き】 広く焦点を合わせれば、行間移動がスピードアップ
目の使い方もとても大切だ。「中心窩(か)と呼ばれる網膜の中心部分を使い、3~4文字に焦点を合わせる人が多いが、それだと1ページの中で自分がどこを読んでいるのか、全体の位置関係が捉えにくい。改行のたびに次の行の1文字目を探してさまようことになるので、その都度集中が途切れてしまう」。最初は違和感があるかもしれないが、広くページ全体を視野に入れながら読むようにしよう。行間移動が素早くできるようになり、読むスピードもアップする。
読書集中力、速読、丹田呼吸
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