読書に集中するには、姿勢や呼吸を改善するといった「体へのアプローチ」が有効だ。特殊な読み方をしなくても、これまでよりも2倍速く読めるようになる7つのメソッドを身に付け、実践してみよう。
「読んでいる内容がなかなか頭に入らない」「すぐに気が散る」という人は、読書の仕方を見直そう。
「読書集中力」を高めるには、「実は体へのアプローチが最も有効」と速読の専門家、佐々木豊文さんは言う。「体内の血液循環を良くし、酸素を取り込みやすくする。すると脳や内臓、自律神経の働きが高まり、集中に不可欠な“生活体力”が養われ、持続的なパワーが出てきます」。
体へのアプローチといっても、何も難しいことはない。「最も大事なのは姿勢と呼吸。まずはこの2つを整えるだけでも、いつもより深く本の世界に入り込めるはず」。ぜひ、以下に掲げる7のメソッドを習慣化しよう。「これまでの2倍速く本を読めるようになりますよ」。
1【姿勢】 腰を立て、下半身を安定させる
効果は…
! 体内の血液循環が良くなる
! 呼吸が深くなり、脳に酸素が行き渡りやすく
読書をする際、背中を丸めて座ったり、背もたれに体を預けたりと“くつろいだ姿勢”を取りがちだが、実はこれ、集中を維持するという意味では逆効果。内臓が圧迫されて、体内の血液循環が悪くなるからだ。読む際は「腰を立て」「下半身を安定させて」座ろう。血の巡りが良くなるだけでなく、呼吸も深くなり、脳に酸素が届きやすくなる。腰の立て方が分からない場合は「お尻をぐっと後ろに突き出し、反対に腰を前に突き出す」ことを心がけよう。「体が沈み込むような柔らかいソファは、下半身が安定しないので、読書には勧めない」。硬めのソファならOK。背もたれが深い場合は硬めのクッションを腰に当てるといい。
読書集中力、速読、丹田呼吸
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