第三極めぐり主導権争い…民主の離党ドミノ誘発も(10/26 11:50)

 第3極を巡る主導権争いが激しくなりそうです。石原知事は、日本維新の会との連携を模索していますが、憲法や原発問題で考え方に開きがあります。その維新の会と改めて連携交渉に入ったみんなの党は、関東などの選挙区で競合が予想され、警戒感を強めています。永田町では、石原旋風の影響の見極めに必死です。


 政権幹部は「うちから新党への離党者はない」と虚勢を張っていますが、26日にも2人が離党届を提出する見通しです。
 前原国家戦略担当大臣:「(民主党は)政権与党として、今まで3年間の実績をしっかり伝える努力をしながら、堂々と国民の信を問いたい」
 石原新党に誘発されて、民主党の流動化が加速しています。26日にも離党届を出す2人のほかにも、さらに若手議員の1人が、石原新党の正式発足する来月上旬にも離党する意思を固めています。離党ドミノが再発すれば、野田内閣への不信任案可決がより一層現実味を帯びてくることになります。臨時国会を前に突如プラスされた石原新党という要素は、野田総理の解散戦略にも大きく影響を与えることになりそうです。

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