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2012年10月25日(木) 19:14 |
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冬の味覚・カキの水揚げ始まる
瀬戸内の冬の味覚・カキの水揚げが始まりました。 瀬戸内市邑久町では、岡山県内トップを切っての水揚げです。
瀬戸内市邑久町の虫明湾です。 虫明湾で養殖されるカキは、県内の生産量の約4割を占めます。 水揚げは25日からスタート。 海上に浮かぶ筏へと向かいます。 3年ものの養殖カキから引き揚げていきます。 カキの養殖を始めて20年という松本巧さんは、カキの出来を見ながら、ロープにびっしり付いたカキを次々に引き上げます。 毎年、初水揚げのときにはカキのみぶとりが気になり、期待と不安、二つの思いが交錯するといいます。 今年は、夏の猛暑の影響が心配されましたが、最近の冷え込みで海水温は下がり、台風の被害も無かったことから、質と量ともに 平年並みの出来だということです。 水揚げを終えると、早速、カキの殻をむくカキ打ちの作業です。 手作業で一つひとつ丁寧に殻をむくと、大きく育った身が姿を現しました。 水揚げされたカキは、明日から県内各地の店頭に並び、12月下旬ごろに出荷のピークを迎えます。
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