動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

緊急災害時動物救援本部に異議あり

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緊急災害時動物救援本部に異議あり


緊急災害時動物救援本部が募集する活動支援金(義援金の交付)の第3期申請受付に、申請を行った。

申請書類には地方行政の意見書を添付する決りが有り、
福島県楢葉町、富岡町の2行政より意見書を発行して頂いた。

(意見書)
義援金の配分を申請する動物救済事業に関する意見について
「義援金の配分申請を行う次の団体は、下記に示す事業を実施する団体であり、
同団体が義援金の配分を受けて実施する事業は、
東日本大震災における被災動物の救援に寄与するものと認められる。」

申請団体名:特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS
実施事業:「東日本大震災の被災者のための被災動物救済事業」
以上
(いずれも富岡町長、楢葉町町長名での発行である。)

となっている。


この救援本部に対し、
東日本大震災の復興支援の為、全国の方々がペット救済にと義援金を送った。その数=2万9027件
その金額、約6億7,049万円、そのうち約4億2,236万円が支出されている。=全体の63%が使われた。
残り義援金は2億4,812万円ある。=全体の37%が残っている。(2012年9月30日現在)

寄せられた義援金の有効活用をするため、、
「動物救護活動を継続的に行っている団体」に対し、資金の援助を行う目的の募集である。

ANGELSでは、この募集に対し、被災動物の保護活動を継続してきた経緯から、
申請をし、第1期、第2期と義援金の配分を受けてきました。
1期、限度額300万円申請し1/2の150万円の配分を受けた。
2期はシェルター枠の募集で限度額1500万円申請し1/2の750万円の配分を受けた。

いずれも申請額の半分だが、なぜ、減額されたのかは知る由もない。

被災地での救済活動での保護頭数は、
当初の行政関連と比べても遜色のない別格の保護実績であったが、
結果は、半分の減額であった。

審査も好き嫌いが左右するのか、
仕方なく、ANGELSにも配分しておこう、後がうるさいから・・・か。

まっ、何より、配分があって助かったのは事実である。


今回募集は、被災地が広域にわたり、救護活動も長期にわたるため、3期の募集となったものである。

そして、第3期の申請を行ったところ、
「審査基準に基づき審査した結果、法令問題の状況を勘案し、交付出来ない事となりました。」との通知が着ました。
8月8日に申請し、10月16日付けで18日に到着したのです。
約2か月間、悩んで審査をしたのでしょうか?


「法令問題」を勘案し・・・とあったので、
事務局へ問い合わせをしましたところ、
担当者は、「原告の会」との訴訟問題で敗訴した事が理由との事でしたので、
「それは違う、地裁判決で1審勝訴しており、原告の会が控訴し高裁判決でも訴えに対して2審勝訴したが、
一部、信義則上(収支の説明・報告)の義務違反により過失があるとして、慰謝料を支払えと一部敗訴の判決が出た。
原告の会等が訴えた裁判請求については全て勝訴しており、会計報告の遅れで原告らに不安を抱かせ、精神的な苦痛を与えた。との判決。
これには不服が有るし全面勝訴とはならないので、当団体が上告し、現在、最高裁の判断待ちである。」と回答しました。
原告の会の上告は却下されており、当方への判断はまだ出ていない現状であります。

にも拘らず、義援金の交付を出来ない理由が、敗訴であるとの判断からだとすると、おかしいので異議を申し立てた。
とすると、担当者は「有罪無罪の理由ではない」と言い換え、弁解されましたが、
それなら、なぜ、1期、2期は審査を通過し、義援金の配分がなされたのか。

その時点でも訴訟は継続中であり、結論は出ていない状況は今の時点でも同じである旨を伝えた。
当方の代理人弁護士にも再確認を行い、緊急災害時動物救援本部への説明も行いました。

1期、2期の時点でも訴訟は継続中であり、今回の3期についても訴訟は継続中だ。
なぜ、1期、2期は良くて、3期はダメなのか。

義援金の配分をしたくないのか?
それとも、裁判資料等を送付した反対派工作が功を奏した形なのか、苦情処理を疎ましく思い、申請を却下したのか?

いずれにせよ、義援金の交付は、被災動物の救護活動を継続的に行っている団体に対しての配分である以上、
有効活用が目的のはず。

人々からの善意の義援金を、正当に活動している団体に交付せずは、
多くの方々の気持ちを組み入れていない義援金活用の仕方ではないか。

実際、滋賀シェルターでは、未だ多くの被災動物がいるし、
ANGELSは、被災動物の救護活動を継続的に行っている団体である。


緊急災害時動物救援本部は、4つの団体から構成され、被災動物に対する義援金募集を行い、
被災動物の救護活動を行っている団体等に義援金配分を行い、有効的に活用をしなければ、
善意への背信となる。


この4つの構成団体は、
緊急災害時動物救援本部:本部長、菅谷 博
事務局:公益財団法人日本動物愛護協会(担当:片山、内山)
〒107-0062 東京都港区南青山7-8-1 南青山ファーストビル6階
(tel:03-3409-1822,fax:03-3409-1868)

公益社団法人日本動物福祉協会(担当:桜井)
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-8 中村屋ビル4階
(tel:03-5740-8856,fax:03-5496-0930)

公益社団法人日本愛玩動物協会(担当:佐々木、白井)
〒160-0016 東京都新宿区信濃町8番地1
(tel:03-3355-7855,fax:03-3355-7880)

公益社団法人日本獣医師会  (担当:長野、中村)
〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館23階
(tel:03-3475-1601,fax:03-3475-1604)

である。


今回の結果を受けて、
緊急災害時動物救援本部、担当者、片山氏には、ANGELSのHPでこの件を公開し、
広く、皆様のご意見を求めます。と明言しました。

私同様に異議が有ると感じた方は、上記4団体に対して
緊急災害時動物救援本部:本部長、菅谷 博 宛

に、意見を出してください。


前回も問題なしと言う訳ではなく、
救援本部から担当者が、東京より滋賀シェルターに来られ、
被災動物の保護実体を調査しに来られました。

その際、誹謗中傷や噂の伝聞等があるので、視察に着ました。とはっきり仰っていました。
私も、その類は以前から起きており、噂は噂であり事実ではない。と説明を申し上げた。
シェルター視察を踏まえ、活動実態を見てその後に義援金配分の結果を出されたのでした。


その後も、執拗に「なぜ、ANGELSに義援金の配分を行ったのか。」との苦情が対策本部にあったらしいが、
担当者は毅然として対応され、「それほど言うなら、一度、ANGELS滋賀本部のシェルターに見学に行きなさい。」
と一喝された一幕もあったそうだ。

今回、4構成団体の事務局が代わり本部長も代わった。
そのせいかどうかは不明だが、以前とは違う弱腰対応であることだけは、間違いない。

私の質問に対しても、弁明ばかりで誠意ある対応ではなかった。
善意の基金を預かり正当に運用しているとは思えない。
慇懃無礼な事務的な対応に、被災動物の安否を気遣う団体の職員とは思えなかったのが実感だ。


まだ、善意の基金が
残り2億4,812万円もある。
全体の37%が残っている。
約3万人の方が寄付をされたが、次の災害時への積立金ではないはずだ。

今、被災動物たちに使わなくて、何に使うのか!!

17年前の阪神大震災時に集めた義援金が、この度、残っていたという。

今回も、阪神の時のように、構成団体の財源として残そうとしているのか。!!
全てを支援に使い切ることが、善意の支援者の想いではないのか!!

救援本部の管理費に消えてしまうのでは、「義援金の返還請求」を叫ぶしか道はないだろう。

昨年、義援金だけ集めておいて、実際に被災動物を救わなかった事で、
一時期、救援本部へ「義援金の返還請求」が大きく動いた時期があった。
多くの支援者が寄付の返金を求め、本部はこれに応じ、歯止めが効かずに、大わらわして
その後に、義援金の配分を有効活用し出した時期があった。


納得のいかないものに関しては、とことん、議論していく。
理解が得られたのであれば、義援金の配分が受けれなくても、納得はする。

「動物救護活動を継続的に行っている団体」に対し、資金の援助を行うのが目的とするならば、
訴訟問題があることが弊害ではないと考えます。
一国の首相ですら訴訟問題の一つや二つは抱えています。

それらを踏まえ、誹謗中傷、反対行動を行う者たちに対し、
毅然と、屈することなく立ち向かい、対処して頂きたいと、考えます。

それが、救援本部の善意の人たちへの責務ではないでしょうか。


今回、義援金の配分が行われれば、
被災動物の医療費や不妊手術費のねん出等が出来ると考えていましたが、
残念ながら、
また、ご支援者の皆様に再度のご支援を賜れるようにお願い申し上げねばなりません。

上記記事をお読みいただき、ご判断の程、お願いいたします。





「ニャンコさん日誌」を立ち上げました。
大阪支部長が記して参ります。

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***バザー用品緊急大募集***
おうちで眠っている、日用品・雑貨、お洋服(未使用品)ワングッズのご提供をお願い致します。
(新品・未使用品)

赤ちゃんニャンコさんの里親大募集中


被災犬猫里親募集中


一般里親募集中
どうぞこの子達に、目を留めてあげて頂けませんでしょうか。
心よりお願い致します。

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ニャンコさんたちの保護を今年は、全力で行って行きます。
猫シェルターも現在は、まだ二部屋ですが、頭数を考えると増築しないと間に合いません。
猫シェルター基金のご協力をどうぞ、宜しくお願い致します。

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ワンニャン達へのサポート基金
(医療費・フード代など、保護されております犬・猫のために使われます。)

(お振込先)
・郵便局:口座番号:14630-16534321

・滋賀銀行:今津支店・普通預金 598577

・三井住友銀行:赤川町支店(店番138)・普通預金 1601289

(口座名義は、いずれも同じです)
特定非営利活動法人 動物愛護団体ANGELS
トクヒ)ドウブツアイゴダンタイ エンジェルズ



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**緊急のお願い物資**

***ご支援物資のお願いは、こちらに記載させて頂いております。***


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統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/

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コメント

訳わからん!
本当にわかりませんね。一体何の為の緊急災害時動物救援本部でしょうか?
緊急災害時動物救援しない本部と改名した方がいいかも知れないですね。
大きな組織って・・・
今まで災害がおきるたびに「○○本部」などというそれらしい組織に寄付をしてきましたが、その使われ方に疑問を抱き続けてきました。

一部の圧力によって、ちゃんと活動している所へ寄付が回らないなんて、何の為の組織なんでしょうか?
何の為の審査なんでしょうね。

この国でまた災害が起きた時の事を考えると恐ろしい。
また『それらしい顔』をしながら寄付を募るのでしょうかね?

私は東北の震災からは『それらしい組織』 にではなく自分が信じた団体に直接寄付をするようにしました。

寄付した側も寄付しただけで終わるのではなく、その使われ方に目を光らせるべきですね。
現状をのせて頂きありがとうございます。

また微々たる金額ですが、送金致します。

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