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政治
【石原知事辞職】「官僚制度をシャッフルだ!」 緊急会見を一挙に紹介
2012.10.26 00:37
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石原慎太郎東京都知事は25日、辞職と新党結成を発表した緊急記者会見で、政府への不信感をあらわにした。詳報は次の通り。
◇
これからやろうとしていることはすべて、東京都知事として過去14年間やってきたことの延長です。
首都の行政を預かり、国家との摩擦の中で感じてきたのは、この国を実質的に牛耳っている中央官僚の独善。彼らは、自分たちの特性を「継続性」と「一貫性」と言うが、この変化の激しい時代に、継続性と一貫性にこだわっていて何ができますか。
国自身の発意で解決してもらいたい大きな矛盾をいくつか抱えている。最たるものは、占領軍が一方的に与えた、あの醜い日本語でつづられた憲法だ。いろいろな悪い影響を日本に与えてきたし、(評論家の)吉本隆明氏ではないけれど一種の「共同幻想」を培った。絶対平和という日本人独特のパシフィズム(平和主義)を、ですね。
さらに、あの憲法の非常にいびつな、権利と義務のインバランス(不均衡)が日本人に我欲を培い、国民全体がセルフィッシュ(利己的)になってきた。それに政治が迎合せざるをえない今日の状況を作った。
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