脳機能開発研究分野について
機能的MRIや脳磁計(MEG)などを用いた人間の心の働きを画像化する脳機能イメージング研究、新しい超簡易型脳機能計測装置の開発、そしてそれらの技術を教育や福祉領域に応用することを目指した社会技術研究まで、広範囲の研究を、医学、理学、生命科学、工学、薬学、言語学、心理学、認知科学、教育学、芸術学など、多彩な研究者が精力的に展開しています。
多くの意欲のある学生や研究者の参画を期待しています。
川島研究室で研究をしてみたいと思っている皆様へ
(大学院進学、ポスドク、産学連携研究など)
(大学院進学、ポスドク、産学連携研究など)
川島先生からのコメント
新年度に入り3名の大学院生が新たにチームに加わりました。動物実験チームを再編し、脳可塑性の研究等、ヒト脳機能研究と直結する基礎研究を加速させています。トリノ大学(イタリア)、ユヴァスキュラ大学(フィンランド)との学術協定締結、スマート・エイジング・カレッジ事業開始など、国際連携や社会連携などの活動も本格化しています。また、東日本大震災の被災者の心のケアに関する基礎研究や実践研究も着実に成果をあげることができています。今後も、被災した地域のために何ができるかを常に意識することを忘れることなく、脳科学基礎研究やその社会応用研究に注力をしていきます。一緒に前へ進みたいと願っている若い研究者や大学院生を歓迎します。
2012/9/1 | 野内類博士研究員が東北大学災害科学国際研究所の助教に就任しました。引き続き応用脳科学研究分野を兼務します。 |
2012/8/1 | 認知機能発達寄附研究部門の瀧准教授が本学東北メディカルメガバンク機構地域医療支援部門の教授に就任しました。 |
2012/8/1 | 竹内助教が認知機能発達寄附研究分野の准教授に、関口博士研究員が応用脳科学研究分野の助教に就任しました。 |
2012/7/23 | 研究員の関口敦が第11回日本トラウマティックストレス学会奨励賞を受賞 |
2012/6/27 | テレビで学べるスマート・エイジング教室放送開始(7/7より毎週土曜日朝5:30から仙台放送)放送予定はこちら |
2012/5/22 | 新規論文発表. Sekiguchi A et al., Brain structural changes as vulnerability factors and acquired signs of post-earthquake stress. Molecular Psychiatry,2012, advance online publication; doi: 10.1038/mp.2012.51 |
2012/5/15 | 新規論文発表. Nouchi R. The effect of aging on the memory enhancement of the survival judgment task. Japanese Psychological Research, 54:210-217, 2012. |
2012/4/30 | 新規論文発表. Tachibana Y, Sassa Y, Sugiura M, Kawashima R "Activity of the human lateral prefrontal cortex is related to psychosocial maturity: an fMRI study of understanding others' decision-making" Brain Research Journal,4:1, Article 3, 2012 |
2012/4/18 | 新規論文発表. Nouchi R and Kawashima R. Effect of the survival judgment task on memory performance in subclinically depressed people. Frontiers in Psychology, 3:114, 2012. |
2012/4/8 | 新規論文発表. Nouchi R. et al.Beneficial effects of reading aloud and solving simple arithmetic calculations (learning therapy) on a wide range of cognitive functions in the healthy elderly: study protocol for a randomized controlled trial. Trials, 13:32, 2012. |