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コラム

たとえば量子論はこう理解する

感じる科学、さくら剛著、1,365円、サンクチュアリ出版

2012/10/06 00:00
浅沼ヒロシ=ブック・レビュアー
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 著者のさくら剛氏は、次のように解釈してみせる。

 素粒子をおあずけ中の飼い犬にたとえてみると、飼い犬は主人が後を向いているとき、「おあずけに従っている」状態と、「つまみ食いしている」状態が重ね合わさっている。どちらか一方ではなく、1匹の犬が同時に両方の状態なのである。  もし観測者が振り向くと、その瞬間に重ね合わせ状態が解かれ、どちらか片方の状態が決まる。それが「重ね合わせ」というもの。

 少しは、分かった気になっただろうか?

 このあと、さくら剛氏は、リチャード・ファインマンが述べた次の言葉を紹介する。

 「量子論を利用できる人間はたくさんいるが、量子論を理解しているやつは誰もいないだろう」

 なんじゃ、そりゃ!!

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