アグUGGについて

アグとは、1978年に設立して以来、シープスキン・ブーツの「UGGブーツ」として有名なラグジュアリー・プレミアブランドである。「不細工」という意味の「ugly」が、ブランド名の由来。シープスキンとは、なめしたのムートン(フランス語)のこと。オーストラリアのサーファー ブライアン・スミス(Bryan Smith)が地元のビーチ周辺で職人たちが縫っていたシープスキン ブーツをアメリカに持ち込んだのが始まりとか。

Uggは1978年に誕生したブランドだが、シープスキンブーツ自体はオーストラリアでずっと昔から履かれていた。シープスキンは、極寒の気候では暖かく、極暑の気候では熱を逃がし足元を快適に保つ。  このブーツを、“ダウンアンダー”から北上させてアメリカで売ろうと考えたオージー青年がいた。彼の名前はブライアン・スミス。サーファーだったスミスは、自分がつくったシープスキンブーツ「Ugg」がニューヨークのリッチな人々に売れるのでは、と考えたのだ。78年、2ダースのUggを手にしてスミスはアメリカに降り立ち、Uggオーストラリア社を設立した(同社は100%アメリカの会社。“オーストラリア”と社名についてるが、オーストラリアの会社ではない)。