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2012年10月24日21時4分

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浜岡原発周辺、「大動脈」に新たな課題 放射線拡散予測

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地図:浜岡原発の拡散予測拡大浜岡原発の拡散予測

 24日公表された放射性物質の拡散予測。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の周辺は、自動車産業を中心とした製造業の集積地で、東名高速や東海道新幹線といった交通の大動脈が走る。また、各地の原発では防災重点区域の目安の30キロ圏を超える拡散も予測される。経済、生活への影響は――。予測は原発と暮らす意味を突きつける。

 「日本の大動脈」といえる東名高速道路や新東名高速道路、東海道新幹線。浜岡原発で大事故がおきれば、断たれかねない。

 「浜岡原発で重大な事故が発生した場合に日本社会全体に及ぶ甚大な影響も考慮した」。昨年5月、当時の菅直人首相は浜岡停止を中部電力に要請した際、そう話した。近くを通る東名や新東名、東海道新幹線を想定したものだった。

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