政府会議メンバーの橋下氏が交代

10月23日 17時30分

樽床総務大臣は、閣議のあとの記者会見で、政府の地域主権戦略会議のメンバーについて、新党「日本維新の会」の代表になった大阪市の橋下市長に代わり、愛媛県の中村知事が就任したことを明らかにしました。

政府の地域主権戦略会議は、民主党が政権公約に掲げた地域主権改革を推進するため、総理大臣を議長に、地方自治体の代表や大学教授らをメンバーとして、平成２１年に発足したもので、大阪市の橋下市長は会議の発足時からメンバーを務めてきました。
これについて、地域主権の推進を担当する樽床総務大臣は記者会見で、橋下市長が先月、新党「日本維新の会」の代表になったことを受け、２３日付けで橋下市長に代わり愛媛県の中村知事が就任したことを明らかにしました。
樽床大臣は、「橋下市長が率いる政治団体が国政政党になったことから、政府の会議の有識者という範ちゅうを超えると考え、先週、橋下市長に電話で伝えた。橋下市長は『それは当然ですね』と回答し、合意のうえで結論を出した」と述べました。