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　新日プロ１１・１１大阪ボディメーカーコロシアム大会でＩＷＧＰヘビー級王者・棚橋弘至（３５）に挑戦する高橋裕二郎（３１）が“刃物女”投入を予告した。

　裕二郎は２１日の東京・後楽園大会で中邑真輔、オカダ・カズチカと組み、棚橋と６人タッグ戦で激突。「テメーの頭の中は、いつもお姉ちゃんの裸でいっぱいなんだろ」と棚橋を挑発すると、オカダのドロップキック、中邑のボマイェのアシストを受け、ぶっこ抜きジャーマン一閃。前哨戦で王者から完璧なピンフォールを奪った。

　試合後、裕二郎はＮＥＶＥＲの１１・１５渋谷大会で開幕する「初代ＮＥＶＥＲ無差別級王座決定トーナメント」にエントリーされたことに大激怒。「大阪で負けた方がＮＥＶＥＲとかいうクソトーナメントに出る。これ、マジ」と棚橋に通告した。

　さらに裕二郎の舌鋒は止まらない。「オイ、チャンピオン。あの女を大阪に連れてきてナイフ持たせてやる。せいぜい脅えて待ってるんだな」と毒ガス噴射だ。１０・８両国大会で、２００２年に棚橋の身に起きた刃傷事件を蒸し返したが、思ったほどの成果は挙げられなかった。「あの女」とは誰を指すのか不明だが、棚橋の女性スキャンダルを徹底利用しようという魂胆はミエミエ。王者にとっては耐え難いシリーズになりそうだ。