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このページでは、緊急地震速報に関する様々な情報を紹介しています。
緊急地震速報は、平成19年10月1日9時から一般の皆様への提供を開始しました。
*「緊急地震速報について」のページをより使いやすくするため、リンク先を整理した試行版を作成しました。
こちらもご利用下さい。(なお、10月末頃に試行版へ切替予定です)
■平成24年10月18日00時01分頃の新潟県中越地方を震源とする地震に関する緊急地震速報について
平成24年10月18日00時01分頃に新潟県中越地方を震源とする地震の規模(M:マグニチュード)4.2(速報値)の地震が発生し、新潟県で最大震度4を観測しました。
この地震に対して、緊急地震速報を発表しましたが、震源を宮城県沖に誤って推定してしまいました。
これは、新潟県中越地方の地震(M4.2)の直前に、同じ新潟県中越地方でこれより規模の小さい地震(M2程度)が発生し、2つの地震のデータを1つの地震として処理したために、震源を誤って推定したものです。
このことについて、解説資料を掲載しました。
■平成24年8月30日4時5分頃の宮城県沖を震源とする地震に関する緊急地震速報について
平成24年8月30日4時5分頃に宮城県沖を震源とする地震が発生し、宮城県で最大震度5強の揺れを観測しましたが、
この地震に関しては緊急地震速報(警報)を発表していません。
これは、緊急地震速報の処理で予想した震度が4であり、警報を発表する基準(震度5弱以上)に
達しなかったためです。
緊急地震速報は短時間の限られたデータで予想を行なっていることから、実際に観測された震度
に比べて、大きく予想する、あるいは、小さく予想する場合があります。
気象庁ではより精度の高い情報を発表できるよう改善等を進めておりますが、今回の事例のように
予想震度の誤差が発生し、緊急地震速報の警報を発表しない場合もありますので、ご理解を
お願いいたします。
なお、気象庁が発表している緊急地震速報は2種類あり、概要は以下のとおりです。
緊急地震速報(警報)・・・震度5弱以上の揺れが予想されたときに、震度4以上が予測される地域に対し発表し、
テレビ、ラジオ、携帯電話等で広く伝達しています。
緊急地震速報(予報)・・・震度3以上又はマグニチュード3.5以上等と予想されたときに発表し、利用者のニーズに合わ
せて専用の受信端末等で入手することができます。
今回の地震における緊急地震速報(予報)の発表状況は別紙 をご覧ください。
■平成24年12月3日に緊急地震速報の全国的な訓練を実施します。
地方自治体の防災行政無線や、一部商業施設などで、緊急地震速報の放送があります。
みなさんもこれを機会に揺れが来るまでに身を守るにはどうしたら良いか考え、その場で行動してみましょう。くわしくは、
12月3日に緊急地震速報を見聞きした時の訓練を行いましょうをご覧下さい。
■平成24年8月14日のオホーツク海南部を震源とする地震に関する緊急地震速報について
8月14日12時01分頃のオホーツク海南部を震源とする地震において、宗谷地方北部、宗谷地方南部、上川地方北部、留萌地方中北部を対象に
緊急地震速報(警報)を発表しました。
この緊急地震速報では、実際の震源に比べ、処理の初期段階で震源を浅く内陸に誤って推測したために、予想した震源の周辺で震度を大きく予想し警報を発表しました。
このことについて、解説資料を掲載しました。
■平成24年8月12日の福島県中通りを震源とする地震に関する緊急地震速報の未発表について
8月12日18時56分頃に福島県中通りを震源とする地震が発生し、福島県で最大震度5弱*の揺れを観測しました。
この地震で緊急地震速報の処理を開始しましたが、観測点で捉えられた振幅がマグニチュードの計算を行なう基準に達しなかったため、緊急
地震速報を発表していません。
このことについて、解説資料を掲載しました。
*データを精査した結果、平成24年8月16日に、震度5弱から震度4へ訂正しております。
◇緊急地震速報(予報及び警報)が的確に発表できない場合があります
3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の発生後、同月12日03時59分頃の長野県北部の地震や同月15日22時31分頃の静岡県東部の地震など広域にわたって地震が多発しています。
このため、ほぼ同時に発生した複数の地震からのデータを適切に分離して処理できず、適切に緊急地震速報(予報及び警報)の発表ができない事例などが発生しています。
8月11日にはこれらの対策として、緊急地震速報(警報)の発表対象としていない小規模の地震を計算の対象から外すことによって、2つの地震を誤って結びつける頻度を減らす改修を施し、適切でない緊急地震速報の発表の改善を図りました。
なお、今後も引き続き緊急地震速報の改善を図りますが、地震活動が活発な状況では、緊急地震速報が適切に発表することができない場合もあります。緊急地震速報が発表されたときは何らかの地震が発生していますので、強い揺れから身を守る行動をとっていただきますようお願い致します。
詳しくは、以下の報道発表資料をご覧ください。
・緊急地震速報の改善について(平成23年8月10日 報道発表資料)
【関連する報道発表】
・平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震以降の緊急地震速報(警報)の発表状況について(平成23年3月29日 報道発表資料)
・平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震以降の緊急地震速報(警報)の発表状況について(第2報)(平成23年4月28日 報道発表資料)
12月分 [PDF形式:563KB] |
1月分 [PDF形式:421KB] |
2月分 [PDF形式:784KB] |
3月分※ [PDF形式:745KB] |
4月分 [PDF形式:3.5MB] |
5月分 [PDF形式:1.5MB] |
6月分 [PDF形式:1.5MB] |
7月分 [PDF形式:1.1MB] |
8月分 [PDF形式:1.1MB] |
9月分 [PDF形式:1.3MB] |
10月分 [PDF形式:582KB] |
11月分 [PDF形式:840KB] |
12月分 [PDF形式:436KB] |
1月分 [PDF形式:804KB] |
2月分 [PDF形式:876KB] |
3月分 [PDF形式:458KB] |
4月分 [PDF形式:504KB] |
5月分 [PDF形式:585KB] |
6月分 [PDF形式:1198KB] |
7月分 [該当地震なし] |
8月分 [PDF形式:405KB] |
9月分 [該当地震なし] |
緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが来るまでの時間はごくわずかであり、その短い間に、あわてずに身を守るなど適切な行動をとることが必要です。
見聞きする時や場所を選ぶことはできませんので、その時、その場所において身を守る行動を取るためにも、日ごろから対応行動を訓練し経験しておくことがが重要です。
気象庁では、自治体や団体による実施だけでなく、家庭や個人においても訓練の実施を推奨しています。
【訓練を行うために】
Q 何を訓練したらよいの?
基本は、「あわてず、まずの身の安全を守る」ことです。
実際に体を動かして、行動を経験してみましょう。
くわしくは、「
緊急地震速報を見聞きしたときは
」を見てください。
Q どうやって訓練するの?
緊急地震速報を見聞きしたとき(テレビでの見聞きを想定)の行動から ゆれが収まった後の避難行動開始までの対応行動を経験するため、映像と音声により一連の流れを表した「緊急地震速報受信時対応行動訓練用キット」を作成、配布しています。
お使いのパソコンにダウンロードして利用することもできますので、訓練にご活用ください。
また、緊急地震速報の受信端末が訓練機能を持つこと、訓練機能を活用した訓練の実施について、気象庁では「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」でも推奨しています。
(参考)関連事業者のガイドライン対応状況等(緊急地震速報利用者協議会HPへのリンク)
このほか、NHKやNTTドコモのHPにおいて、緊急地震速報の報知音(チャイム、ブザー音)を聞くことができますので、報知音を合図とした行動訓練を行うこともできます。
【参考】NTT ドコモホームページ(緊急速報「エリアメール」)
エリアメールの利用イメージは、携帯電話の2次元バーコードで機能を用いても、ご覧になれます
(パケット通信料無料(海外からのアクセスを除く))。
)
【参考】au(KDDI)ホームページ(緊急地震速報)
【参考】ソフトバンクホームページ(緊急地震速報)
ここでは、平成19年10月1日以降、緊急地震速報の精度向上のために取り組んだ技術的な改善について、まとめました。
過去に行ったイベントなど、古くなった資料等につきましては、以下のリンク先をご覧ください。
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