【ソウル聯合ニュース】現代自動車の7~9月期の業績は国内市場の低迷、生産・供給のつまずきで不振となった。
同社は25日、ソウル市内の本社で企業説明会(IR)を開き、7~9月期連結基準で、売上高19兆6456億ウォン(約1兆4322億円)、営業利益2兆558億ウォン、当期純利益2兆1656億ウォンを記録したと発表した。
前年同期比で売上高3.6%増、営業利益3.1%増、純利益12.9%増となった。
ただ、今年4~6月期に比べ売上高は10.5%、営業利益は17.8%、純利益は15.0%それぞれ減少し、前四半期まで続いていた増収増益傾向が減少へと転じた。
同社は「内需低迷の継続と、賃金交渉の長期化により国内工場の生産に支障が出た影響」と説明した。
10~12月期そして来年の自動車産業をめぐる状況についても楽観視しておらず、品質を強調する経営で競争力を強化していく方針だ。