「海外旅行先で食中毒になった」などとうそをつき、損害保険会社から保険金約200万円をだまし取ろうとしたとして、暴力団組員の男ら4人が逮捕されました。
指定暴力団住吉会系組長の山家幸弘容疑者(45)ら4人は去年11月、フィリピンへ2泊3日の旅行に行った際、「4人全員、食中毒になった」などとうそをつき、損害保険会社から約200万円の保険金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。警視庁によりますと、山家容疑者らは帰国した際、偽造した診断書などを提出しましたが、医療費が高すぎることを不審に思った保険会社が警察に通報して事件が発覚しました。取り調べに対し、1人は容疑を認め、山家容疑者ら3人は「やっていない」などと否認しています。