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2012年10月24日(水) 19:14 |
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香川県庁で大島青松園の作品展
高松市のハンセン病・国立療養所大島青松園の入所者による書道や写真など集めた作品展が、香川県庁で開かれています。
大島から見た瀬戸内海を昇る朝日です。 入所者が、何枚もこの風景を撮影しています。 この作品展は、高松市にある大島青松園の入所者の思いを知ってもらおうと開かれたもので、香川県庁ギャラリーには陶芸や書道などの作品約60点が展示されています。 「癩(らい)、癒(い)えてやっと会えるは母の墓」、国の誤った隔離政策により、家族と引き離された心情が綴られた川柳です。 また、ハンセン病に対して、もっと国民に関心を持ってほしいと訴えかける川柳もあります。 このほか、会場には、ハンセン病への正しい理解を呼びかける啓発パネルも展示されています。 この作品展は今月26日まで開かれます。
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