平成24年10月21日に東京ビッグサイトで実施されましたイベントにおいて、一部のお客様(参加者)の外見がフジテレビジョンにより無許可で撮影され、これが同日夕方のテレビ放送において報道される事態となりました。

以上のフジテレビによる無断撮影報道によって、多くのお客様にご迷惑、不快な思いを与えてしまいましたことに対して、まずは深くお詫びさせていただきます。


当社の姿勢

本件フジテレビジョンによる無断撮影報道につきましては、当然のことながら当社としましても極めて遺憾でありますので、即日フジテレビジョンに対して厳重に抗議を申し入れました。

同時に、弁護士とも協議の上、状況に応じて然るべき法的処置を講じる所存です。


当ページの目的

当社は、本件のフジテレビジョン無断撮影報道により多くのお客様のプライバシーを侵害されたという事実を重く受け止めております。

今後、二度とこのような事態が起こらないよう再発の防止を徹底したく、本件の事実経過及び当社とフジテレビジョンとの協議内容を適宜ご報告させていただくことを目的として本ページを新たに立ち上げさせていただきました。

今後は本ページによる当社の報告をご覧いただきますようお願い申し上げます。

以上

スタジオYOU・広報


当日の経過説明(追加:2012.10.24)

21日・当日、フジテレビからの取材申込について、経過説明をいたします。

電話は録音していませんので、掲載通りの受け答えではありませんが、大筋においては再現したつもりです。 なお、電話での応対は双方が「です、ます調」で行っています。

11:45 フジテレビより取材、撮影の申込みのあったことを、会場から連絡受ける。
12:00頃 フジテレビ・取材担当者と西2番ゲート外にて接触、取材申し出についてお断りする。
取材を断ることについては、事前に会場へ連絡し、会場からも承諾を得ていた。
また、取材担当者は会場内に入れていない。
12:30頃 取材者来場、取材拒否について、メイン運営班と共有。
一般、およびサークル入場口のチェック指示。
20:20頃 運営班の一部が帰社し、報道のあったことを知る。
21:05 弊社広報担当がフジテレビに電話。取材担当者不在のため携帯番号を教えてもらう。
21:06 取材担当者と繋がる。抗議。
  • 弊社広報「取材を断っているのになぜ、撮影、放送をするのか」
  • フジ担当「事件になっている。視聴者に注意喚起のため報道した。敷地外からの撮影なので、報道として間違っていない」
こういったやりとりが平行線のまま続く。改めて連絡する旨を伝え、電話を切る。
21:40頃 取材担当者から、弊社に電話。
  • フジ担当「今後事件にならないためにも報道した。理解して欲しい」
  • 弊社広報「こちらは、会場、警察とともに協力して警備強化等、事件に対する対応を行った。参加者も手荷物検査にも文句ひとつ言わず協力してくれた。そして、イベントは無事終了した。ことさら報道する理由があるのか」
  • フジ担当「事件になっている。理解して欲しい」
  • 弊社広報「弊社は取材、撮影を断っている。イベントも無事終了した。理解できない。フジテレビのサイト内(FNN)の画像も今すぐ削除して欲しい」
  • フジ担当「その件については、社で今から検討する」
21:52 3回目。フジ担当者から電話
  • フジ担当「画像の削除はできない」
  • 弊社広報「困る。削除を望んでいる」
  • フジ担当「報道としてはステップを踏んでいるし、間違っていない。参加者にもそのことを伝えてほしい」
  • 弊社広報「取材、撮影を断っているのにステップ云々はおかしい。重ねて、削除の再検討をしてほしい。また、プライバシーの面からも報道姿勢に問題があると考える」
当日は、こういったやりとりに始終した。
弊社では、各方面の方々と相談の上、後日改めて連絡することを伝え、電話を切る。
21:55頃 弁護士に連絡、相談。

今後は、取材のあり方とプライバシーに対する報道のあり方に論点の比重を置き、フジ側に質していくつもりです。

続いて、参加者をはじめ多数の皆様から質問いただきました「フジテレビは、どこで撮影したのか?」について考証してみます。

(1)会場敷地外から撮影

取材担当者は、「敷地外から撮った映像」と答えています。
敷地外とは、東京ビッグサイトの「外」という意味です。
敷地外なら、主催者が取材を断っているのに、報道としては間違っていないステップを踏んでいると言い切れるのか?
もっと踏み込んで言わせていただけるならば、敷地外なら何をしてもいいのか?
理解できない部分です。

(2)会場内に入って、報道カメラで撮影

一般入場口は、当日荷物検査が行われていたため、取材者が報道カメラを持って入ることは不可能です。
サークル入場口におきましては、入口を一カ所に絞り込んで当局、会場ガードマン、弊社ガードマン、弊社スタッフが常駐し不審者チェックをしていましたが、取材者およびカメラの持込みはありませんでした。
なお、西エントランス正面のカメラは、防犯・警備用のもので、取材者が設置したものではありません。

(3)無断で入場し、小型カメラで撮影

何らかの手段で入場しての、小型カメラでの隠し撮りは可能です。
しかし、報道に携わる方ですので、倫理的にもないと考えます。
この点は信じてもいいのではないでしょうか。

以上から考察するに(1)、敷地外から精度の高い望遠で撮ったと考えられます。
この点につきましても、質していきます。

以上

スタジオYOU・広報

お問い合わせについて

上記イベントについてのお問合せは、チケットゆうにてお受け致します。下記電話番号までご連絡ください。

チケットゆう:03-5828-0011 [受付時間:11時~19時/月~土]

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