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'12/10/13

「憧憬の路」照らし10周年



 竹筒に入れたろうそくの明かりで竹原市の町並み保存地区(本町)をライトアップするイベント「たけはら憧憬(しょうけい)の路(みち)」が27、28の両日ある。

 両日とも午後5〜9時。5420本の竹筒を通りなどに置き、江戸時代の風情が残る一帯を照らす。タカ狩りで訪れた広島藩主が宿泊していた、地区で最も古い吉井邸の土間や御成門を公開。27日午後6時から照蓮寺で、同市が舞台のテレビアニメ「たまゆら」に出演した声優2人の無料トークライブもある。

 市や市観光協会などでつくる実行委員会の主催で、ことしが10周年。市職員やボランティアたちは高崎町のバンブー・ジョイ・ハイランドで、竹筒づくりなどに取り組んだ。

 昨年の人出は約1万8千人。初回から運営に携わるNPO法人ネットワーク竹原の佐渡泰理事長(49)は「10年続けることができ感慨深い。観光客にまた来たいと思ってもらえるイベントにしたい」と意気込んでいる。

【写真説明】ライトアップに使う竹筒を作るボランティアたち




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