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'12/10/25

対話集会で「利便性と安全」


 地盤沈下の懸念から反対運動が起きている広島市東区の広島高速5号二葉山トンネル建設計画に関し、松井一実市長は24日の記者会見で、30日に開く地元住民との対話集会で市全体の利便性向上と住民の安全確保の調和を図る市のスタンスを説明する考えを示した。

 集会では、計画に反対、または着工の是非について早期決着を求める住民や町内会など6団体と松井市長が意見交換する。松井市長は「どうしたら住民の安全確保や不安解消ができるか、よく確認したい」と述べた。

 集会で松井市長は、安全性確保を前提に建設促進を求める市議会や経済界の考え方を紹介する予定でいる。「工事を止めたら安全性を確保できることも否定しないが、その時は利便性向上というテーマはどうなるのか、とも言わないといけない」と強調した。




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