'12/10/24
宮島―西区に高速船就航へ
広島市西区の大型商業施設マリーナホップは23日、世界遺産の島・宮島(廿日市市)までの高速船が11月に就航すると発表した。土日祝日は10往復、平日は4往復する。12月以降も運航を継続するよう、船会社と調整している。
11月は瀬戸内海汽船(広島市南区)が運航する。マリーナホップの桟橋と宮島桟橋を20〜30分で結ぶ。運賃は大人片道1200円、往復2千円。
マリーナホップによると、主に観光客の利用を見込む。同施設には約1600台の駐車場があり、沿岸部の立地を生かして「宮島への玄関口」とPR。「渋滞に巻き込まれず観光が楽しめる」としている。
マリーナホップと宮島を結ぶ高速船は、宮島口周辺の渋滞対策を図る観点から、広島県も推進。10月に3日間、期間限定で運航し、約7割の乗船率があった。