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フジテレビで建造物侵入の中国人男を逮捕 付近の強盗事件関与か
東京・港区台場で24日、逃走する謎の侵入男と追う警備員の緊迫の大捕物を、防犯カメラがとらえた。
現場は、ほかならぬフジテレビで、その直前には、付近で強盗事件が発生していた。
事件は、お台場で起きた。
24日午前6時すぎ、フジテレビを舞台に、建造物侵入の中国人男と警備員との間で、大捕物が繰り広げられた。
午前6時ごろ、フジテレビ敷地内にある植え込みに男が隠れているのを警備員が発見し、声をかけたところ、男は全力で逃げ出したという。
その際の防犯カメラ映像を見ると、黒っぽい服を着た男と、そのあとを追う警備員の姿がとらえられていた。
逆方向からとらえたカメラには、全速力で走り抜ける男を、思わず振り返って見る通行人女性の姿もあった。
男を追った警備員は、発見の瞬間について、「男は植え込みと建物の隙間にしゃがんで潜んでおりまして、それを発見して『何をしているんだ』と声をかけましたところ、立ち上がって。わたしも身の危険を少し感じて、1〜2メートル下がったところ、逃走し始めた」と証言した。
男が隠れていた植え込みの足を踏み入れたとされる場所を見ると、ところどころ木の枝が折れているのが確認できる。
また、一度奥へ入って身をかがめてしまうと、植え込み自体の背が高いことに加えて、草が密集しているため、歩道からだと、人が隠れているかどうか、判断するのは難しい状態となっていた。
男は、警備員の追跡をいったん振り切り、数百メートル先の交差点へたどり着いた。
そして、男が選んだ逃走ルートは、フジテレビの東側にある非常階段だった。
通常は門が閉まっているため、門を乗り越えて、階段を上っていったものと思われる。
階段は、フジテレビ7階の通称・屋上庭園につながっている。
その7階の通用口の防犯カメラには、階段を駆け上がる男の姿が、はっきりと映っていた。
7階まで駆け上がった疲れからなのか、かなり前かがみになっているように見える。
男は、なぜこうまでして、必死に逃げたのか。
実は、男がフジテレビに侵入するおよそ1時間半前、道路1本を挟んだところで、ある事件が起きていた。
24日午前4時半ごろ、フジテレビの目の前にある「アクアシティお台場」に入っているATM(現金自動預払機)コーナーで、店の売上金を入金しようとした飲食店の店員が、男に刃物のようなもので脅され、現金およそ28万円を奪われる事件があった。
現場は、フジテレビ向かいの商業施設で、午前4時半ごろ、1階にあるATMに、飲食店のアルバイト男性が店の売上金を入金しようとしたところ、刃物のようなものを持った男に脅され、売上金およそ27万6,000円を奪われた。
男性に、けがはなかったが、金を奪った男は、その場から逃走した。
実はその直後にあたる時間に、やはりフジテレビの防犯カメラが決定的な瞬間をとらえていた。
24日午前4時39分、フジテレビ西側を走る男の姿があった。
目撃した警備員は「男性は、アクアシティ(強盗事件現場)の方から、すごいスピードで走って。マラソンとかそんなペースではなくて、本当に全速力で、こちらに向かって走ってきている感じです」と話した。
その直後、別のカメラでは、男が歩道を外れ、植え込みへと入っていく様子も確認できた。
この植え込みは、のちに警備員が男を発見し、追跡を始めた場所と一致する。
男が身を潜めていた植え込みの付近には、男のものと思われる上着とナイフが捨ててあった。
そして逃走の末、階段を駆け上がり、フジテレビ7階の屋上庭園までやってきた男は、すでに不審者に関する情報を受けて待ち構えていた警備員に取り押さえられ、警察に引き渡された。
建造物侵入の現行犯で逮捕されたのは、自称、東京・台東区在住の中国人、林徳銓容疑者(22)。
ビニール袋に入ったおよそ30万円を所持しており、警視庁は、林容疑者が強盗事件に関与した可能性が高いとみて調べている。
林容疑者は、フジテレビに侵入したことについては、容疑を認めていて、理由については「むしゃくしゃして入った」と供述しているという。
現場は、ほかならぬフジテレビで、その直前には、付近で強盗事件が発生していた。
事件は、お台場で起きた。
24日午前6時すぎ、フジテレビを舞台に、建造物侵入の中国人男と警備員との間で、大捕物が繰り広げられた。
午前6時ごろ、フジテレビ敷地内にある植え込みに男が隠れているのを警備員が発見し、声をかけたところ、男は全力で逃げ出したという。
その際の防犯カメラ映像を見ると、黒っぽい服を着た男と、そのあとを追う警備員の姿がとらえられていた。
逆方向からとらえたカメラには、全速力で走り抜ける男を、思わず振り返って見る通行人女性の姿もあった。
男を追った警備員は、発見の瞬間について、「男は植え込みと建物の隙間にしゃがんで潜んでおりまして、それを発見して『何をしているんだ』と声をかけましたところ、立ち上がって。わたしも身の危険を少し感じて、1〜2メートル下がったところ、逃走し始めた」と証言した。
男が隠れていた植え込みの足を踏み入れたとされる場所を見ると、ところどころ木の枝が折れているのが確認できる。
また、一度奥へ入って身をかがめてしまうと、植え込み自体の背が高いことに加えて、草が密集しているため、歩道からだと、人が隠れているかどうか、判断するのは難しい状態となっていた。
男は、警備員の追跡をいったん振り切り、数百メートル先の交差点へたどり着いた。
そして、男が選んだ逃走ルートは、フジテレビの東側にある非常階段だった。
通常は門が閉まっているため、門を乗り越えて、階段を上っていったものと思われる。
階段は、フジテレビ7階の通称・屋上庭園につながっている。
その7階の通用口の防犯カメラには、階段を駆け上がる男の姿が、はっきりと映っていた。
7階まで駆け上がった疲れからなのか、かなり前かがみになっているように見える。
男は、なぜこうまでして、必死に逃げたのか。
実は、男がフジテレビに侵入するおよそ1時間半前、道路1本を挟んだところで、ある事件が起きていた。
24日午前4時半ごろ、フジテレビの目の前にある「アクアシティお台場」に入っているATM(現金自動預払機)コーナーで、店の売上金を入金しようとした飲食店の店員が、男に刃物のようなもので脅され、現金およそ28万円を奪われる事件があった。
現場は、フジテレビ向かいの商業施設で、午前4時半ごろ、1階にあるATMに、飲食店のアルバイト男性が店の売上金を入金しようとしたところ、刃物のようなものを持った男に脅され、売上金およそ27万6,000円を奪われた。
男性に、けがはなかったが、金を奪った男は、その場から逃走した。
実はその直後にあたる時間に、やはりフジテレビの防犯カメラが決定的な瞬間をとらえていた。
24日午前4時39分、フジテレビ西側を走る男の姿があった。
目撃した警備員は「男性は、アクアシティ(強盗事件現場)の方から、すごいスピードで走って。マラソンとかそんなペースではなくて、本当に全速力で、こちらに向かって走ってきている感じです」と話した。
その直後、別のカメラでは、男が歩道を外れ、植え込みへと入っていく様子も確認できた。
この植え込みは、のちに警備員が男を発見し、追跡を始めた場所と一致する。
男が身を潜めていた植え込みの付近には、男のものと思われる上着とナイフが捨ててあった。
そして逃走の末、階段を駆け上がり、フジテレビ7階の屋上庭園までやってきた男は、すでに不審者に関する情報を受けて待ち構えていた警備員に取り押さえられ、警察に引き渡された。
建造物侵入の現行犯で逮捕されたのは、自称、東京・台東区在住の中国人、林徳銓容疑者(22)。
ビニール袋に入ったおよそ30万円を所持しており、警視庁は、林容疑者が強盗事件に関与した可能性が高いとみて調べている。
林容疑者は、フジテレビに侵入したことについては、容疑を認めていて、理由については「むしゃくしゃして入った」と供述しているという。
(10/24 17:34)