政治・経済 週刊文春 掲載記事
スクープ速報

橋下代表「大阪維新の会」に政治資金規正法違反疑惑

法律には詳しいはずだが

 橋下徹・大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」の政治資金収支報告書に、パーティ券購入の収入120万円が記載されていないことが週刊文春の取材で明らかになった。

 松井一郎・大阪府知事の後援会である政治団体「松井一郎後援会」の2010年の政治資金収支報告書には、「政治資金パーティ券購入費」として大阪維新の会宛に120万円の支出が記載されている。

 一方、大阪維新の会は2010年9月に政治資金パーティを開き、約4500万円の収入を得ているが、収入の内訳の欄に、松井一郎後援会の記載はない。

 政治資金収支報告書にパーティ券の対価として20万円以上支払った者や団体名を記載しなければ、政治資金規正法違反となる。

 松井一郎後援会の事務担当者は週刊文春の取材に、次のように回答した。

「パーティ券を買う後援者は直接事務所にお金を持ってきます。60人分(一枚2万円)を後援会が一括して維新に振り込みました」

 大阪維新の会事務局にも確認を求めたが、締め切りまでに回答はなかった。

 政治資金収支報告書の不記載は5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金と定められており、橋下代表の対応が注目される。

「週刊文春」編集部

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2012年11月1日 秋の特大号
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