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京都 陸前高田の松で工芸品
10月22日 12時49分

京都 陸前高田の松で工芸品
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東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市の松のまきを材料に、京都市が仏像などを制作し、22日から展示しています。

工芸品は、京都府内で伝統工芸を学ぶ学生が、まきの皮をむいた部分を使って制作した仏像10体と林業活性化グループが制作した色紙立ての2つで、京都市役所のホールに22日から展示されました。
工芸品の横には清水寺の森清範貫主が書いた漢字の「絆」など、京都の仏教会から被災地のために寄せられた色紙も展示されています。
京都市は、作品を来月5日まで展示するほか、今後も工芸品を300以上作り、陸前高田市に贈りたい考えです。京都市文化財保護課の北田栄造課長は「震災から1年以上たちますが、被災地に届けて思いを伝えたい」と話していました。

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