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伊方原発 事故想定し防災訓練10月23日 21時55分
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愛媛県伊方町にある四国電力伊方原子力発電所で原発事故が起きたことを想定し、半径30キロ圏内の住民に速やかに避難してもらうことなどを目的にした大規模な防災訓練が行われました。
訓練は、大地震によって伊方原発の3つの原子炉がすべて冷却できなくなり、放射性物質が外部に漏れるおそれがあるという想定で始まり、今後、防災を重点的に行う区域に入るとみられる原発から30キロ圏内の自治体の職員や住民などおよそ1万2000人が参加しました。
今回の訓練では、特にこれらの30キロ圏内に住む住民を迅速に避難させることも目的の1つで、ヘリコプターを使った空からの避難にも力を入れることになっていました。
しかし、雨の影響で、参加予定だった10機のうち実際に参加できたのは、陸上自衛隊の3機のみで、ほかの7機は訓練が始まる前に中止が決まり、天候の影響を受けやすい空からの避難の課題が浮かび上がりました。
23日は、住民の迅速な避難に役立てようと原発から50キロ離れた場所までの放射線量をリアルタイムで把握できる新しいシステムも全国で初めて運用されました。
観測点から次々に送られてくる放射線量のデータが専用の回線で結んだモニター画面に映し出され、各地の放射線量の把握に活用できることが確かめられました。
このほか、地震による津波で沿岸の港が破壊された場合に備えて、砂浜などにも接岸できる海上自衛隊の特殊な船を使って住民を避難させる初めての訓練も行われ、愛媛県では、23日に出された課題などを検証し、今後の地域防災計画作りに生かしていくとしています。
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