新潟県第四区 衆議院議員 菊田まきこ公式サイト

沖縄をひとり旅、沖縄で感じたことに学ぶ

2010年12月18日(土)

 先日の硫黄島訪問は私にとって大きなショックでした。戦争を知らない世代の私はこれまで「平和」「命」「人権」ということを本当に真剣に重く考えてきただろうか。戦後
65年たってもいまだ戦争の傷跡は深く怒り、悲しみ、やるせない気持ちを抱えたまま生きておられる人々が多くいるのではないか。ふと思い立ち、この週末はひとり沖縄へ向かいました。

 沖縄の人々と話して違和感を感じたことのひとつは、本土を「大和」「日本」と呼ぶこと。私たちから見れば心の壁はないのに、沖縄の人々には「見捨てられた」「虐げられてきた」「我慢してきた」という思いが深く残っているのではないか。この美しい島で暮らす善良な人々がなぜ尊い命を奪われなければならなかったのか。「今こそ考えて欲しい。知って欲しい」と、風に揺れる草の11本、木の11本までが囁いているように思えました。

機上から
沖縄ひとり旅1日目


国内最大の地上戦で20万人の尊い命が奪われました。戦没者の氏名を刻む記念碑
沖縄ひとり旅1日目沖縄ひとり旅1日目


ひめゆりの塔を訪ねて
沖縄ひとり旅1日目


海軍司令本部が最後の指揮を執った壕
沖縄ひとり旅1日目


修復中の首里城。韓国や台湾からの観光客を多く見かけました
沖縄ひとり旅1日目


公設市場には色彩やかな魚が売られていました
沖縄ひとり旅1日目


那覇市内。最大の繁華街「国際通り」
沖縄ひとり旅1日目

路地裏で見つけた庶民御用達の銭湯。なんと戦後から営業している
とのことで貸しタオル30円、シャンプー50円。哀愁を感じました
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