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【グラニュース】


石櫃、移籍初アシスト決める!

2012年10月24日 紙面から

出場停止の田中隼に代わって横浜M戦での先発が予想されるグランパスのDF石櫃(左)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(木村尚公撮影)

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 名古屋グランパスのDF石櫃洋祐(いしびつ・ようすけ、29)が23日、J130節の横浜M戦(27日・豊田ス)に向けて、「移籍初アシスト」の誓いを立てた。右サイドバックはDF田中隼が累積警告で出場停止となり、代わりに石櫃が先発する見通し。グランパスに加入した今季は得点、アシストともにまだないが、持ち味の攻撃センスで得点にからむ。

 右サイドの柱・田中隼の穴を埋めるのは、愛称「ビッツ」こと石櫃しかいない。「自分の持ち味を出せるように。横浜Mはうまい選手が多い。チームとして崩せれば」。7位の横浜Mはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位を狙ううえで、たたいておかなければいけない相手。石櫃の言葉にも力がこもる。

 神戸から移籍してきた今季、地味ながら貴重なバックアップ要員として存在感を示してきた。Jリーグでは7試合に出場。ACLや天皇杯でも出場機会を得ている。石櫃は「グランパスにきて左サイドもやらせてもらうようになった。プレーヤーとしていい方向にきている」。29歳にして成長を実感している。

 一方で、石櫃が物足りなさを感じているのが攻撃面。積極的な攻め上がりからのクロス、シュートを得意にしているが、今のところ得点に結び付いていない。「アシストも、得点もないんですよね。横浜M戦ではチャンスがあればどんどん攻め上がり、クロスを上げたい」。前節でFWとして活躍した闘莉王が引き続き前線に入れば、格好のターゲット。初アシストの好機到来だ。

 試合中には「ビッツ、ビッツ」とサポーターから大声援を送られている。すっかりグランパスになじんだ石櫃のクロスが、堅守・横浜を切り崩す。 (木村尚公)

 

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