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【プロ野球】

巨人 3年ぶり日本一に暗雲 杉内 シリーズも投げられない

2012年10月24日 紙面から

 左肩の違和感を訴えている巨人・杉内俊哉投手(31)の日本シリーズでの登板が厳しいことが23日、分かった。中日とのクライマックスシリーズ(CS)では3連敗からの3連勝で劇的な逆転突破を決めたが、チーム2位タイの12勝を挙げている左腕の起用は計算が立たない。小山、ゴンザレスらCSでは先発機会がなかった投手の抜てきを視野に入れ、先発ローテを再編する。

 前夜、原監督の胴上げに加わった杉内は「日本シリーズでの登板を目指して頑張るだけです」と話したが、楽観はできない状況だ。最後の登板は9月29日のDeNA戦(横浜)で、今季最終登板となる予定だった10月6日のDeNA戦(東京ドーム)も回避。CSでは5、6戦の先発を目指していたが、結局、一度もブルペン入りすらできず軽いキャッチボールをするだけだった。1軍には同行しているものの、CSでは出場選手登録もされなかった。

 6連戦のCSファイナルステージでは、内海、ホールトンを中3日で強行先発させて急場をしのいだが、7試合制の日本シリーズは先発投手5人を用意したいところ。杉内が使えない場合、内海、ホールトン、宮国、沢村に加えて、2年目の小山の抜てきが有力だが、経験不足は否定できない。ソフトバンクに在籍していた昨年の日本シリーズでも優秀選手賞に輝いた左腕が離脱となれば、3年ぶりの日本一奪回に暗雲が立ち込める。 (臼杵秀之)

 

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