掲示板で、原作のネタバレが多発しています。 閲覧の際は、くれぐれもご注意ください。 |
『ソードアート・オンライン』とは、川原礫著のライトノベルである。
概要
ゲームの世界に閉じ込められた人々の戦いを描いた近未来SFファンタジー作品。イラストはabecが担当している。
2002年より作者のホームページ上で無料で公開されていたが、2009年に『アクセル・ワールド』でのデビューと共に加筆修正されて電撃文庫(アスキー・メディアワークス)から出版されることになり、現在は本編の閲覧は不可能になっている。
現在は、外伝である『Sword Art Online 外伝7 月の揺りかご』がホームページ上で無料公開中。
いわゆるネットゲームのあるあるネタが多量に含まれているため、経験者はさらに楽しめるかもしれない。
稽古場PROJECTによって作者公認のボイスドラマ「ソードアート・オンライン ボイス」が製作されている。
2011年10月2日に行われた「電撃文庫 秋の祭典2011」でアニメ化が発表された。アニメーション製作はA-1 Pictures。
アニメ化に先駆け、『アクセル・ワールド』とクロスオーバーする形でドラマCD化され、誌上販売という限定的な形ではあるがリリースされている。
あらすじ
2022年、世界初のヴァーチャルリアリティ(VR)技術を用いたゲーム世界に直接入り込む最新ゲーム機《ナーヴギア》が発表され、同時発売のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》(SAO)と共にゲーマー達を興奮と熱狂の渦に包み込んだ。
ゲーム世界で主人公キリトを始めたくさんのユーザ達が楽しんでいたが、次第に本来ゲームにあるはずのログアウトのボタンが無いことに気づいていく。
《ナーヴギア》の開発者でありゲームマスターの《茅場晶彦》は、脱出する唯一の方法はゲームのクリアであること、そしてゲーム内で死んでしまった場合には現実世界での死が訪れることを告げる。
時は流れ、1万人のプレイヤーが閉じ込められてから2年。
生存者は6千人あまり。100層ある空に浮かぶ城《アインクラッド》は74階層まで攻略され、主人公キリトはその最前線でギルドにもパーティーにも加入しないソロプレイヤーとして戦っていた。
登場人物
※反転あり。
- キリト - CV:松岡禎丞
- アスナ - CV:戸松遥
- クライン - CV:平田広明
- エギル - CV:安元洋貴
- サチ - CV:早見沙織
- アルゴ - CV:井澤詩織
- シリカ - CV:日高里菜
- リズベット - CV:高垣彩陽
- ヒースクリフ - CV:大川透
- ユイ - CV:伊藤かな恵
- 茅場晶彦 - CV:山寺宏一
- リーファ - CV:竹達彩奈
- 2章フェアリィ・ダンス編から登場。ALOでの種族はシルフ。シルフの中でも五指に入る魔法剣士。
本名は桐ヶ谷直葉。キリトこと桐ヶ谷和人の妹で、おっぱい。 - シノン - CV:沢城みゆき(ドラマCD版)
- 3章ファントム・バレット編から登場。対物狙撃銃《ヘカートⅡ》による精密射撃を得意とするスナイパー。
ALOでの種族はケットシー。長弓で魔法の射程外から矢を命中させるという前代未聞のプレイスタイルを取る。 - キバオウ - CV:関智一
漫画
アインクラッド
原作第1巻のコミカライズ。作画:中村貯子(第1話のみ「とーか」名義)。電撃文庫MAGAZINEvol.15からvol.25まで連載された。ストーリーは再現されているものの、外伝が一切挟まれないため初見の読者は人間関係等を把握しづらく、作画が安定しなかったため原作既読者からの評価もいまいち。
フェアリィ・ダンス
原作第2章のコミカライズ。作画:葉月翼。電撃文庫MAGAZINEvol.25からvol.27(2012年8月)現在連載中。
そ~どあ~と☆おんらいん。
外伝の要素も含んだ4コマパロディ。作画:南十字星。電撃文庫MAGAZINEvol.15から連載開始し、vol.27でアインクラッド編最終回を迎えた。vol.28よりフェアリィ・ダンス編開始予定。
テレビアニメ
2012年7月から放送中。2クール予定。公開された情報、キャスト、グッズ等から2章までと予想される。
スタッフ
- 監督 : 伊藤智彦
- キャラクターデザイン : 足立慎吾
- サブキャラクターデザイン : 川上哲也
- 総作画監督 : 足立慎吾、川上哲也
- アクション作画監督 : 柳隆太、鹿間貴裕
- メインアニメーター : 斉藤敦史
- モンスターデザイン : 柳隆太
- 音響監督 : 岩浪美和
- 音楽 : 梶浦由記
- アニメーション制作 : A-1 Pictures
- プロジェクト総括 : GENCO
主題歌
放送局
放送局 | 放送開始日 | 放送日時 |
---|---|---|
TOKYO MX | 2012年7月7日 | 土曜 24:00~24:30 |
とちぎテレビ | ||
群馬テレビ | ||
tvk | ||
テレ玉 | 土曜 25:30~26:00 | |
テレビ愛知 | 土曜 25:50~26:20 | |
RKB毎日放送 | 土曜 26:45~27:15 | |
北海道放送 | 土曜 26:48~27:18 | |
毎日放送 | 土曜 27:28~27:58 | |
AT-X | 2012年7月8日 | 日曜 23:30~24:00 |
チバテレビ | 日曜 25:00~25:30 | |
BS11 | 2012年7月14日 | 土曜 24:00~24:30 |
キッズステーション | 2012年8月1日 | 水曜 24:00~24:30 |
各話リスト
話数 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ニコニコ動画 | |
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配信日 | 動画 | |||||||
アインクラッド編 | ||||||||
#1 | 剣の世界 | 1巻 | 木澤行人 菅原雪絵 |
伊藤智彦 | 川上哲也 | 2012年 7月10日 |
||
#2 | ビーター | プログレッ シブ1巻 |
中本宗応 | 伊藤智彦 鹿間貴裕 |
藤原佳幸 | 近岡直 波部崇 |
7月17日 | |
#3 | 赤鼻のトナカイ | 2巻 | 菅原雪絵 | 伊藤智彦 | 伊藤祐毅 | 中村直人 | 7月24日 | |
#4 | 黒の剣士 | 向井良和 | 高橋亨 | 綿田慎也 | 大庭小枝 落合瞳 |
7月31日 | ||
#5 | 圏内事件 | 8巻 | 木澤行人 | 藤原佳幸 | 布施康之 | 宮嶋仁志 | 8月7日 | |
#6 | 幻の復讐者 | 伊藤智彦 | 佐藤和磨 | 近藤奈都子 | 8月14日 | |||
#7 | 心の温度 | 2巻 | 向井良和 | 立川譲 | 星野真 | 斎藤敦史 | 8月21日 | |
#8 | 黒と白の剣舞 | 1巻 | 入山修司 | 岡村天斎 | 藤井辰己 | 米山舞 | 8月28日 | |
#9 | 青眼の悪魔 | 東海林直樹 中本宗応 |
菊田幸一 | 波部崇 小林恵祐 戸谷賢都 |
9月4日 | |||
#10 | 紅の殺意 | 木澤行人 | 伊藤智彦 | 髙橋秀弥 | 中村直人 | 9月11日 | ||
#11 | 朝露の少女 | 2巻 | 管原雪絵 | 藤原佳幸 | 許平康 | 渡辺敬介 | 9月18日 | |
#12 | ユイの心 | 中津環 | 近藤奈都子 西口智也 戸谷賢都 |
9月25日 | ||||
#13 | 奈落の淵 | 1巻 | 向井良和 | 鹿間貴裕 | 奥田陽介 | 10月2日 | ||
#14 | 世界の終焉 | 木澤行人 | 伊藤智彦 | 米澤優 | 10月9日 | |||
フェアリィ・ダンス編 | ||||||||
#15 | 帰還 | 3巻 | 中本宗応 | 松本正二 | 池田重隆 | 渡辺るりこ 斎藤敦史 |
10月16日 | |
#16 | 妖精たちの国 | 管原雪絵 | 阿保考雄 | 布施康之 | 飯飼一幸 ジュ・ヒョンウ |
10月23日 |
アニメ各話Q&A
内容を見たい人は以下スクロールでお願いします ↓
アインクラッド編 《ソードアート・オンライン》(略称:SAO)
第1話 / 第2話 / 第3話 / 第4話 / 第5話 / 第6話 / 第7話 /
第8話 / 第9話 / 第10話 / 第11話 / 第12話 / 第13話 / 第14話
フェアリィ・ダンス編 《アルヴヘイム・オンライン》(略称:ALO)
この項目は、アニメ未視聴者に対するネタバレ成分を多く含んでいます。 |
アインクラッド編
第1話 剣の世界
- ■現実の体は?
- →アニメ1話で茅場がニュース映像を流したように、世間では情報が公表され、すぐに対策が始まっている。
- アニメではカットされたが、外部電源切断には10分、回線切断によるロストには2時間の猶予が与えられており、政府の対応で現実の肉体はその切断猶予中に病院等の収容施設へ移送され、延命処置(最新式ジェルベッドでの老廃物対策・電極等による筋力低下対策など込み)が取られている。(13話でようやく触れられた)
- しかしこれはSAO内での死亡に関わらず、延命処置の限界というタイムリミットも存在するということである。
- ■~すれば出れるのでは?
- →無理です。ゲームクリア以外でプレイヤーが出ようとすると容赦なくナーヴギアにチンされます。
- ■女少なくて危なくね?
- →この世界の仕様として、殺人や恐喝などはできるがセクハラや性犯罪の類には即牢獄行きの転移が行使できる。
具体的には被害者の視界にのみ加害者を牢獄に送るか否かのウインドウが表示され、OKを押すと送られる。 - ■一か月で2000人って死にすぎじゃね?
- →初期の頃は現実でも死ぬということを信じず(目を背け)自殺する者が多発。その後はモンスターとの戦闘で死亡してしまう者も続出し、この結果となった。VR初心者でスライム相当に苦労したクラインを思い出して欲しい。プレイヤーの適応により徐々にペースは落ちている。
第2話 ビーター
- ■ボスの情報ってどうやって?
- →攻略本を情報屋がβ時代の情報を基に作成し無料配布。直前のエギルの台詞からβテスターが配っていることがわかる。βが配っているのだから当然内容はβ準拠。
アニメではカットされたが、その本にもβ時代からの変更がある可能性については但し書きされていた。 - ■スイッチって何?
- →攻撃後・防御後の硬直を埋めるための交替や回復のための前衛と後衛の入れ替え等交代全般をすること。タイミングが重要なので合図している。
スポーツ用語のスイッチを知っている人はわかりやすいのではないだろうか。 - ■アスナってなんで強いの?
- →システムアシストが勝手に体を動かして剣技を放つため通常はそのアシストに任せて力を抜くものだが、彼女はそこでアシストと全く同じ動きを自分で行い加速している。これはキリトも行っているがステータスの振り方が違うためにアスナの方が速い。基本かつ重要なテクで人により熟練度に差があると思われる。
またレベルについてもキリトに迫ると思われる。この頃はかなりの自暴自棄であるため、睡眠は町などの圏内ではなくフィールドの「安全地帯」で取り、剣は同じ物を大量購入し耐久減ったら使い捨て、回復は攻撃に当たらなければ必要ないと紙一重で避けて常に全力攻撃オーバーキル、そしてダンジョンには数日こもるという無茶苦茶な狩りをしていた。 - ■ディアベルなんで回復拒否したの?
- →HPバーの表示を見ると大ダメージを一度に受けると、減るのに時間がかかることがわかる。
あの時点で既に数値上は死んでいることが確定していたと思われる。あとはHPバーが減りきるのを待つのみなので、意味もないのに貴重な回復薬を消費するわけにはいかない。 - ■ディアベルが欲張っただけなのになんで良い奴っぽくなってるの?
- →この違和感はアニメでカットされた描写が大きい。
- 彼はリーダーとして皆を導くために簡単に死なぬように、またプレイヤー全体に広がる絶望ムードを払拭するための旗印になるため強くなろうとしており、そのためにレア装備が必須と考えていた。
- さらにキリトはβ時代LA取りをしまくっていたため警戒された。
- ■キバオウうざくね?
- →建前として発言した理由の大量死であるなら、初日にキリトがクラインに教えたような指導をしていればある程度犠牲は防げた可能性はある。
「生き残るためにも知識あるものができる限り教え導き、皆で助け合うべき」は道徳的には正しい意見といえるが、その真意が信頼関係の構築にあったか、違ったかは推測するしかない。
第3話 赤鼻のトナカイ
- ■いきなり時間が飛びぎてわからん
- →3話冒頭は字幕日付によるとデスゲーム開始から約半年ほど経過した時点での物語。(デスゲーム開始は1話より11月頭)。
- アニメ内で登場した新聞に5月頭に28層クリアという記述があることから、黒猫団と出会った時点での最前線は、おおよそ25~26層かと思われる。
- 1層の攻略には一ヶ月という膨大な月日を要したが、攻略ノウハウの構築により2層はわずか10日でクリアした。以降、攻略速度は飛躍的に上昇。黒猫団壊滅後再び時間が経過し、2023年12月のクリスマスが舞台になる。この時点でデスゲーム開始から1年強が経過し、最前線は49層となってる。
- ■キリトのレベル高過ぎね?
- →SAOは一度死亡したら終了というとてもシビアなゲーム設定のため、死亡のリスクを下げようと本来攻略に必要な適正レベル(=だいたい階層の数字)よりも大目に上げてから攻略を行うのが通常。これを「安全マージン」と呼び、大半のプレイヤーは適正レベル=層数に対して約10前後プラスしたレベルまで上げて攻略やレベル上げを行っている。このことはレベル20前後の彼らが11層にいること、また次話ではあるがレベル44のシリカが35層にいることからも類推できる。キリトはこの安全マージンを最前線の適正+20ほどとっているため他プレイヤーよりもかなり高い。
- ■キリトと黒猫団はどういう経緯で出会ったの?
- →アニメ内の会話でも触れられていたが、武器の素材を集める為に偶然下層にやってきていたキリトがピンチに陥っていた黒猫団に遭遇して救出した。
- ■何故キリトはレベルを隠したの?
- →下層の狩場での無双プレイはマナー違反であり、劇中に登場したような新聞などの情報媒体で晒される流れとなっている。またビーターと罵られるのをつい恐れてしまったという意識もあり、その後も隠し続けたのも嫌われたくなかったため。ちなみに黒猫団も全体の平均より少し上のレベル帯のギルドだった。
- ■何故キリトはギルドに入ったの?
- →そもそも一人が好きというわけでもなく、仲の良い彼らの仲間に入れて欲しかった。
- また彼らを守ることで、ゲーム開始初日に初心者達を置き去りにしたことにも意味があったと罪悪感を正当化し、弱者を守ることで快感を得ていた、とも自己分析している。
- ■サチ(女の子)に前衛はひどくないか?
- →役職の性質上で前衛は危険に見えるが、彼女の転向予定だった盾持ち等のタンク(壁)役は堅さゆえに生存率最高を誇り、ケイタの言うように盾の影に隠れときゃ大体死なない。
- ■どうやってサチを見つけたの?
- →キリトはソロプレイのために他のプレイヤーが取らない、もしくは重視しないスキルをいくつか習得しており、その内の一つ「索敵」スキルからの派生である「追跡」スキルによって見つけ出した。かなりの高レベルスキルで黒猫団のレベル帯では通常シーフ役でも習得していない。
- ■クラインの「気にしてるのか」って?
- →デスゲーム開始初日に自分を置き去りにしたことについて。また、クラインがあの日に言っていた仲間達を実際に守り抜き、前線で戦っていることも含んでの言葉。(キリトは絶対に安全とは言えないと判断して断念した)
- ■何故宝箱に飛びついたの?
- →基本的に黒猫団のような中層プレイヤーは攻略組を追いかける形になるため、彼らの探索するダンジョンは攻略組が漁り尽くした後。つまり宝箱などのアイテム獲得のチャンスはほとんど残っておらず、前線級のレアアイテムが手に入る未曾有のチャンスだったから。
- また直前の「言ったろ、俺達なら余裕だって」というセリフから、攻略が滞りなく進んでいたため多少のトラップなら大丈夫と油断した。
- ■クリスタル無効化エリアって?
- →SAOに存在する「クリスタル」と呼ばれる系統のアイテムを無効化してしまう区画。
- クリスタルには様々な効力の種類があり、回復結晶(瞬間に一定量かつ予備動作ナシで回復可能)や転移結晶(ダンジョンからの緊急脱出)などが良く使用される。
- 黒猫団はこのクリスタルを無効化されつつアラームによってフロア中のモンスターが集まってくるという非常に危険な2重トラップにかかった。
- ■あの情報屋って?
- →名前はアルゴ。2話で登場した攻略本の発行者。頬のひげペイントから「鼠」という通り名で呼ばれている。詳しくキャラクターの記事に→アルゴ(SAO)
- ■今回登場したボスって?
- →層ごとのボスではなくクリスマス限定のイベントボス。出現場所が固定だったため35層と前線より大きく下の層に出現したが、ボスであることには変わりなく攻略最前線にいたキリトもソロでは苦戦を強いられた。
- ■クライン達あの集団に無双したの?
- →描写がカットされたが、交渉して一対一のデュエルに持ち込むことで追い払った。
- (ボスに挑まず足止めをするクラインの方がマナー違反なため、デュエルを飲ませるために条件として全員対全員という人数的に不利な戦いではあった。)
- ■蘇生アイテムって結局何?
- →HPがゼロになってからアバターが完全に消滅しきるまで(約10秒)のみ使用可能な緊急蘇生薬。アバターの消失までというよりこの場合「脳が破壊されるまで」と思われる。
- ■キリトのせいじゃなくね?
- →キリト曰く、自分がレベルを隠して効率の良い狩場に誘導することで黒猫団のレベルを一気に上げ、そのせいで前線付近に近付かせた。また、その層がトラップ多発エリアだということを知っていた為、ビーターであることとレベルを明かせばそれを説得力として危険であると止めることができた。しかし結局明かせず結果的にトラップに巻き込まれた。
その後すべてを聞いたケイタからの罵倒がダメ押しとなっている。 - ■あのサチのメッセージって?
- →時限開封式録音アイテムです。キリトとサチはアイテムストレージの一部を共有していたため、そのストレージにサチが残していた。自殺はせずとも、ただひたすらに自分の命をかなぐり捨ててでも戦おうと考えていたキリトへのX'masプレゼント。
- ■サチはどうして自分が死ぬ事を予期してたの?
- →メッセージ冒頭の「始まりの街から~」というサチの心情的な問題もあるが、サチは自分が生きていればクリスマス当日に上記の共有ストレージから録音アイテムを取り出し、自分の口で伝えるつもりだった。
第4話 黒の剣士
- ■また時間飛んだ?
- →字幕日付によると3話ラストのクリスマスから2か月経ちました。現在開始より1年と4か月経過。最前線は55層。
- ■なんでこんなに時間が飛びまくるの?
- 原作のSAOは1巻でこのアインクラッド編が終了とかなり駆け足、その後に番外編が数多く執筆されたため一つ一つのエピソードが起きたタイミングが離れている。アニメではこれを時系列に並べているため時間が飛ぶ。
- ■ヒロインのアスナさんどこ?
- 第5話から出番が増えてくると思われる。元々SAOの本ヒロインは彼女なので本来は出ずっぱりなのだが、上述の番外編はキリトのソロ時代を掘り下げて加筆されたもののためあまり出番がない。
- ■「ビーストテイマー」って?
- →このゲームに「職業」というカテゴリは存在せず、モンスターを仲間(ペット)としている者達の総称。
- 一部のモンスターはごくまれにプレイヤーに対し友好的な行動をするイベントが設定されており、それに対して適切な行動をすることで《使い魔》として使役できる。
これだけでも強力な運が絡むが、シリカの連れているピナは発生自体がレアなフェザーリドラというモンスターであり、彼女以外にこのモンスターを仲間にしたものはいないと言われている。 - ■キリトが2~3日オレンジになったところで問題ないと言ってたけど、グリーン復帰条件って?
- →復帰するためのかなり面倒くさいイベントが設けられておりそれをクリアするとグリーンに戻る。
飲食店での会話でレッドプレイヤーという呼称が出てきているが、あくまでも殺人犯とそれ以外を分けるための呼称(通称)であり、色がレッドになるという事では無い。 - ■回廊結晶って?
- 転移結晶(初出:3話)が個人転移なのに対し、ポータルを開いて多人数を転移、さらに街以外のダンジョン等にも自由にかつ細かく出口を設定できるもの。(使用例:ボス部屋前)
攻略組がギルド単位でフロアボスになだれ込むとき等に使うようなレアアイテムで、一般プレイヤーの全財産をつぎ込むほどに高価。 - アニメでは、見た目が転移結晶と同じ青いクリスタルで一回り大きいこと、「牢獄を出口に設定」「全財産を使って~」「全員飛んでもらう」など断片的に描写・説明されている。
第5話 圏内事件
- ■また時間(ry
- →4話が2月下旬で字幕日付から冒頭の会議は約2週間後。56層のメインダンジョンの入口を守るフィールドボスを倒すための会議。OP後はさらに1か月飛んで4月上旬。ゲーム開始から1年と半年。最前線は59層。
- ■「圏内」って何さ?
- →正式名称は「アンチクリミナルコード有効圏内」。主に街や村の中を指し、この中ではいかなる犯罪行動も行えないように設定されている。
例えば他のプレイヤーに武器を持って切りかかっても、武器が接触する前に紫色のエフェクトに防護されHPは減らず、各種の毒も無効化、窃盗等も不可能。
ちなみに圏内でグリーンプレイヤーに攻撃してもHPは減らないのでオレンジ化しない。
さらにオレンジプレイヤーが街に侵入しようとすると、鬼のように強いNPC警備兵がすっ飛んできて入ることができない。 - ■なんでキリトはNPCを囮にするのに反対したの?
- →キリトにとって「現実」とはリアルに限ったものではなく、「目の前に在るもの」という考えに拠るものが大きいので、一時的とはいえそこに存在する者の死を利用することには賛同できなかった。
- 倫理観や道徳観に関わる部分の多いものなので、動画内での議論や批判は避けましょう。
- ■睡眠PKを知ってるのになんでキリトは昼寝なんてしてるの?
- →キリトは昼寝をする際には索敵スキルを用いた接近警報を設定していて、かつすぐに起きれるように熟睡はしないように心がけている。
ただしアスナは別に索敵スキルを上げているわけではなく接近警報なし。さらにガチ熟睡だった。 - ■睡眠PKについて詳しく
- →アニメで説明されたように、道端で熟睡中の相手に「完全決着モード(HP0になるまでであり、実質の殺し合い)」のデュエルを申し込み、相手の指を勝手に動かして承認させ殺害。
他の方法として、相手を圏外まで何らかの方法(暴力にならない範囲で引きずる、もしくは担架アイテムに乗せると暴力判定に引っかからない等)で運び出し殺害。
この睡眠PKという手口の考案により、今まで宿代をケチって野宿していた人も鍵のかかる宿屋を利用せざるをえなくなった。 - ■武器刺さったままだとダメージあるの?
- →武器は斬撃・刺突・打撃・貫通の4つの属性に分かれており、貫通武器にのみ貫通継続ダメージが設定されている。ただし、モンスターはすぐに引き抜いて遠くへ投げてしまうので効果は薄く、そのため槍は貫通武器という属性ではあるが継続ダメージ力は重視しない。
- 攻撃力よりも継続ダメージに特化ている今回の槍はPK専用といえる。
第6話 幻の復讐者(第5話分とあわせて読むのをオススメ)
- ■あの紫のバリア何?
- →あれが圏内の保護。キリトはわかっていたが威嚇して怯ませるために攻撃した。
また、壁を叩いた際の表示《immotal object》は建物は破壊不能物体ということ。 - ■フレンド追跡で死亡したかわかるのなら偽装は無理があるのでは?
- →確認を怠らなければ見抜けたという点では視聴者の視点ではトリックに間の抜けた印象を与えたが、アニメではカットされたカインズの死亡偽装は完璧に近く、さらに街中でPK申請もなしに消失するという異常事態から、キリト達はヨルコについても第二の被害者として死亡したとしか考えられなかった。
- 偽装について気になる人は是非原作を買ってね!!
- ■トリック要約
- →圏外へ出て貫通武器を自分で体に突き刺し、適当に隠してすぐ圏内へ。槍は刺さったままでもHPへの継続ダメージは止まるが、防具への継続ダメは止まらず耐久値が減り続ける。防具が壊れるタイミングを見計らい転移結晶でワープ。
- ■何故シュミットを疑ったの?
- →彼のみがその後に聖竜連合というギルドに加入するというステップアップを果たしたため。(これには莫大な資金が必要だった)
- ■シュミットがしたことって?
- →回廊結晶(4話参照)の出口をグリセルダがいた宿屋の部屋の中に設定。これで侵入可能に。
- ■シュミットは殺されると思わなかったって迂闊過ぎないか
- →5話の台詞からわかるが、事件当時は睡眠PKが広まる前であり、「宿屋に侵入しても何もできない」というのが一般常識だった。
- ■結婚について
- →この世界においてアイテムストレージは生命線であり、完全共通化することでアイテムを強奪しようと殺される恐れもある。またステータスも見れるため弱点を晒してるようなもの。そのため仲の良いカップルでも結婚までする者は非常に少ない。
- ■あの馬何?
- →NPCからのレンタルの乗り物。乗りこなしは難しい上に値段も結構高くつくためあまり利用されない。
- ■殺人ギルドってキリト一人でも十分じゃないの?
- →彼らは最凶かつ最強のレッドギルドでレベルや技量は攻略組と同等。攻略組のシュミットがあっさりやられたことからもわかる。プレイヤースキルも高く、キリト一人では三人同時は無理。ちなみに援軍はもっと少なく、30人はハッタリだった。
- ■こんなの解けるわけねーよ!
- →原作でも情報開示が少なく、作者自身が認めるほどミステリーとしてはイマイチです。この話はキリトとアスナの交流の方がメイン。
- ■寄り道エピソード多すぎ、本編進めろよ!
- →SAO本来の仕様である。
- そもそもこの物語はダンジョンを順に攻略していく話ではない。極論を言えば1~7話は回想・番外編であり、世界観やキャラへの理解を深めるためのもの。
- 日付と階層の増え方、キリトや周囲のプレイヤーLvで進行を感じてほしい。
第7話 心の温度
- ■また時間(ry
- →5~6話が4月上旬の話、そこから約2か月強飛んで6月下旬。開始から1年と約8か月。最前線は63層。難易度の上昇か攻略ペースがやや落ちてきているのがわかる。
- ■鍛冶屋とかクリア捨ててんの?
- →職人・商人プレイヤーは約2~300人とごく少数。しかし彼らがもたらす恩恵は大きく、NPC鍛冶屋よりもスキル熟練度の高いプレイヤーの方が武具の強化成功率が高い、平均的なドロップ品よりもプレイヤーメイドの方が強い等。
- 彼らはクリアすべく前線で攻略に挑む人達を支援するために自分達のできる戦いをしているのであって、決して諦観しているわけではない。
- ■リズの鍛冶動作おかしくね?
- →スキル使ってるだけなのであまり関係ない。剣技、料理もそうだが素人がまともにできるわけがない。
砥石は一定時間当てるだけ、鍛えるのは一定回数叩くだけ。 - しかしそこにも成功率に何らかの因子が加わっているのではないかと思うのはプレイヤーの常。
- 物欲センサー的な。
- ■メイサーとかスミスって何?
- →メイサーはメイス使いという意味。スミスは鍛冶屋などを意味する。
- マスター○○はスキル熟練度900以上(上限は1000)を指す。
- ■寒いとなんか困るの?
- →特にステータスに異常は発生しない。暑さについても同じで、基本的に肉体的な疲労は無い。ただし寒さ暑さなどの感覚はあるので精神的には消耗する(個人差あり)。
- ■リズちょろい…
- →人肌が恋しい時だったんです。
ちなみに4話はシリカ視点そして今回はリズ視点の物語なためか、キリトがやや美化されイケメン度が上昇している。 - ■落下時であのダメージなら、脱出時は死ぬんじゃね?
- →脱出時は《イベント》扱いで、HPはシステム的に保護され減らない。
キリトがリズに言っていた『あるはずの脱出方法』が竜に捕まるイベントだった、と。
参考:作者ツイート(外部リンク) - ■キリトさん女攻略し過ぎ
- →そういう話(番外編)ばかりを先にやってるからそう見えるのはしょうがない。だがこの先サチはもちろんシリカもリズもほとんど出番が無い。彼女ら最初で最後のメイン回なのだよ。MORE DEBAN
- ■デスゲームどこいったの?
- →1話の内容から誤解されやすいが、そもそもキューブ、バトルロワイヤル、インシテミル、未来日記といったパニックや疑心暗鬼と血みどろの殺し合いがメインの所謂デスゲーム物ではない。
- 死ねば現実でも死ぬゆえに、仮想空間の作り物のオブジェクトが現実に限りなく近づいていく世界の話。大百科冒頭の茅場氏の台詞はここに繋がっている。大百科概要にもあるようにゲームを題材としたファンタジー作品として見た方がよい。
第8話 黒と白の剣舞
- ■また時間(ry
- →7話ラストが6月下旬、そこから4か月弱飛んで10月中旬。ゲーム開始から2年弱。最前線は74層終盤。生存者は6000人ほど。1か月で2000人死んだのに2年でわずか2000人しか死んでいないあたり、慣れて安全策さえ取ってしまえばそうそう死なないゲームのようである。この辺も世界に馴染んできてしまっている原因である。世界に馴染んできているせいか難易度上昇が要因か1年前(3話参照)と比べて攻略ペースは明らかに落ちている。
- ■S級食材について
- →この世界にはテレビやゲームはもちろん、娯楽がほとんど無し。そのため美食は大きな娯楽の一つであり、高級食材や希少食材がプレイヤー間で高値で取引されている。職人系の中には料理スキルを上げることで料理店をやってるプレイヤーもいる。ラグーラビットは出現率激低&逃げ足最速のレアモンスターで(そして美味い)、ドロップしたその肉を売れば防具を一式新調できるほど高値で売れる。
- ■料理スキルとか勿体なくね?よくあるポイントとか消費するんじゃないの?
- →スキルに必要なのはスロット枠のみで、ポイント等を割り振る必要はない。
- 低レベルではスロット数が少ないため戦闘メインか職人メインで切り捨てるしかないが、一定までレベルが上がるとスロットが増えていくため趣味に割くことも出来るようになる。
- ■2年も経って今さらβがどうの言うのはおかしくないか?
- →自分が生き残るためという理由があったとはいえ、多くの初心者は元βテスターに置き去りにされていったのは事実。所謂ビーターはスタートダッシュにより初心者よりはるかに容易にトップに属したために疎ましがられる。
- 一応2話でのキリトの発言により情報と利益を独占した少数のビーターと普通の元βテスターとに分けられたため、基本的にビーターの方が疎ましがられている。
- ■食事用ナイフが光ってるのなんで?
- →食事用のナイフも一応武器として扱われるためソードスキルが発動する。ただし武器攻撃力は低いためダメージはほとんど無い。
- また、1話のように投擲など物を選ばないスキルにはそこら辺の石ころでも発動するものもある。
- ■家持てるの?
- →買える。しかしべらぼうに高い。
- エギルやリズの店も物件で、ギルドホームとして大きな建築物の購入も可能。キリトも50層に個人の家を持っているが、良い感じの武具をすぐ衝動買いしてしまうためなかなか貯金は貯まらない。
- 職人スキルを持つ家具職人も存在する。
- ■料理してねえじゃん…
- →料理スキルは扱える食材のランクや料理成功率に影響するだけで、下ごしらえなどの細かな手順は簡略化されている。
- さらに料理するレシピが決まっているわけではなく、調理手順そのものや味付けや調味料の選択等は本人のセンスによる。アスナはゲーム中に存在する全調味料の味覚刺激情報を完全に把握している。
- ちなみに美食が大きな娯楽と前述したが、全体テーマが中世ヨーロッパ風のゲーム内には醤油やマヨネーズといった和風のものも現代のものも存在しないため日本人にはやや悲しい。
- ■キリトが胸揉んでるのはハラスメント行為じゃないの?
- →ハラスメント行為です。なのでおそらくアスナの視点には転送コードの発動ウィンドウが表示されており、「OK」ボタンを押すとキリトは監獄エリアに転送される。
- ■結婚申し込まれたり、アスナってもてるの?
- →超もてます。女性人口が極端に少ない上に容姿が現実と同じなため、多少容姿が良ければ大抵の女性プレイヤーは男性に口説かれた経験有り。シリカやリズも言い寄られた経験有り。アスナは中でも指折りの美人で、女性プレイヤーでは間違いなく最強かつ全プレイヤー中でも屈指の実力。最強ギルド副団長でボス戦での指揮を執ることも多い…と攻略組だけでなく中層プレイヤーにも轟く超有名人です。ゆえに《閃光》の異名がついたり、ファンクラブすら存在する。
- ■武器って簡単にポッキポキ折れるものなの?
- →耐久値がかなり減っている状態で酷使すれば折れる。武器同士の接触では双方の耐久値が減少するだけだが、脆い部分を強撃されるなど強すぎる負荷がかかった場合のみ低確率で残りの耐久値にかかわらず武器破壊が発生する。
- 7話ではエリュシデータの腹を狙い負荷がかかり過ぎないようにしていたが、それでもリズの剣の方が接触そのものに耐え切れず武器破壊が発生。8話ではクラディールの武器が装飾華美で耐久力に劣ると判断し、かつ構造上弱い部位・角度を狙いソードスキルを命中させることで意図的に武器破壊を起こした。
- ■ボスは部屋から出ないって5話冒頭の会議と矛盾しない?
- →5話冒頭の会議での対策対象は「フィールドボス」。フィールドにいるためある程度移動が可能で、そのとき攻略組が相手にしたのはメインダンジョンの入口を守るボス。毎層いる中ボスみたいなもの。こいつらの周りは谷だったりで迂回して回避は不可。基本はそんなに強くない。
- 対して今回のはフロアボス。一般にボス戦といったらこちらを指す。
- 層ごとのボスで、各層において次の層につながるメインダンジョンのボス部屋で待ち構えている。
- ボス部屋から出てくることは無く撤退可能であり、何度も偵察と撤退を繰り返すことで攻撃パターン等を検証してから突破するのが常。ちなみにどちらも1度のみでリポップはしない。
- ■なんでラフィン・コフィンのメンバーが街中で決闘見れてたの?
- →上記にあるグリーン復帰のためのイベントをこなしたから。グリーンに復帰すれば街に入ることも出来るし、周囲に前科者だとばれることもない。
第9話 青眼の悪魔
- ■二刀流なんて使えるなら最初から(ry
- →本編でクラインが言った通り、珍しいアイテムや装備、スキルを持つ者は妬まれて粘着されたりその入手条件などの情報を欲する者たちが押し掛けてきたりするため人前で使うことは控えていた。
- 2話では他のβテスターを庇うために仕方なかったが、今回はキリト(と正確にはリズ)がバラさなければ厄介事は避けられた。ボス戦中にためらった理由は、先述のほかに無理に倒そうとせずとも入り口からなんとか脱出できないだろうかという希望的観測、二刀流を使うにしてもウィンドウ操作をする間の時間稼ぎを壁仕様とはいえないアスナやクラインに任せないといけないという葛藤、よしんば切り抜けたとしてもその後黒猫団のケイタのような罵倒を受けるのではないかという恐れなどが考えられる。ただし原作とアニメとで描写が違うため一概には言い切れない。参考:>>5207
- ■何故キリトは助けに入るのをためらったの?
- →単純に「危険過ぎる」。キリト達が介入したところで救出はできないどころか、共倒れの可能性のほうが高かった。クラインやアスナの協力も不可欠であり、キリトが行けば二人はついてくる(巻き込む)だろうという躊躇い。
- ■撤退そんなに難しいの?
- →ボスからの撤退は二つ。転移結晶か、入口だったドアからの脱出。
- 前者は今回結晶無効化により封じられており、これは今までのボス部屋にはなかった鬼畜仕様。結晶による緊急回復も封じられる。
- 後者は意外に難しい。冒頭はドア直近でボスが現れたため阻むものがなかったこと、二人が足の速いスピード型であることなどから逃げられたが、ボスとの戦闘を始めてしまえば常にドア付近にいるよう調整などできない。あの人数であの重装備、あの消耗具合であの位置取りから撤退はかなりきっちり指揮しないと難しい。ボスは当然追撃をかけ、背中に食らうと大ダメージ+怯むため、正面向いて攻撃を防ぎつつ、じりじり後退がセオリーだが、今回攻撃を防ぐ壁役と救出役の人数が足りてない。キリトもアスナもクラインも本来壁ではなくアタッカーである。
- ■エクストラとかユニークスキルって?
- →通常スキル:出現条件がはっきりしている。はじめからスキル欄に条件が書かれているのかもしれない。
- エクストラスキル:いわば隠しスキル。「習得した」という報告から色々と検証されているが、条件がはっきりとはわかっていないものが多い。現在十数種類ほど判明しており、スキル一つにつき最低十人以上の習得者が確認されている。
- ユニークスキル:習得条件が全くわからず、習得者も一人しか確認されていないもの。一応未確認なだけでユニークではない可能性もある。
- ■デスゲームで嫉妬はおかしくないか?
- →2話もそうだが、命懸けだからこそ一人だけ生き残れるような知識や手段があれば妬み嫉みは生まれる。数人~十数人ほどなら一人でも多いほうがいいから協力しようとなるかもしれないが、数千人もいる状態ではわざわざ一人にこだわって頼る必要はないとも考えられる。いずれにせよ、プレイヤー全員が考えを割り切って行動するのは難しい。
- ■それでもギルドとかに分かれて協力しないのはおかしい
- →作中に登場する明確にわかる組織単位が「ギルド」しか存在しないためそう見えるが、現在のアインクラッドは「攻略組」という形のない一つの組織の下にギルドという各チームがあると考えるとよい。5話冒頭会議、9話の「会議やボス攻略で会った」という台詞があるように、最前線ではギルド同士の協力を以っての攻略が大前提である。
- 逆に協力をしなければ攻略の妨げだと非難を受ける、助けなければ自分の危機に助けてもらえないなどの理由により協力が成り立っている。
- 少なくとも今回の軍のように単独で特攻はありえない。
第10話 紅の殺意
- ■神聖剣って何?
- →ヒースクリフが持つユニークスキル。キリトが二刀流を入手(公開)するまでは唯一のユニークスキルとされ、防御に秀でアインクラッド中最堅固と言われる。盾にも攻撃判定があるようで、キリトは「まるで二刀流のようだ」と驚いていた。ヒースクリフのHPがイエロー(半分)になったのを見た者はいないという伝説があり、これにより《聖騎士》の異名がつき、最強プレイヤーと謳われている。
- ■コロシアムとか決闘の客は何?
- →新しく開いた75層の街にちょうどいい闘技場があったので利用。転移門を使えば普通に下層のプレイヤーも来ることができる。企画は血盟騎士団員の経理が行い、飲み物などの販売でかなり儲かったらしい。上記のようにプレイヤーも娯楽に飢えているためノリノリである。生存人数に比べて見物客が多すぎると感じるかもしれないが、これもアニメの演出かと思われる。余剰分はNPCということでどうかひとつ。
- ■ヒースクリフ戦について詳しく
- →行われたのは「初撃決着モード」。HPが半分(イエローゾーン)になるか、強攻撃(具体的にはソードスキルがクリーンヒット)が一発入った時点で決着となる。対クラディールでも行われた比較的安全かつポピュラーな決闘方法。ただし、HPが0になる危険性がないわけではない。
- 今回2人は互いに強攻撃が入らず隙を突いてじわじわと削り合うことになった。あと少しでどちらかのHPが半分を下回る(イエローゾーンに突入)というところでキリトが止めの一撃を入れたが、ヒースクリフが防御、反撃し勝利。最後のは隠し技のようなもので今後明かされるまで説明を待とう。
- ■麻痺について詳しく
- →時間経過で治るけど5分くらいかかる。解毒ポーション(時間短縮するだけ)や解毒結晶(緑色、即回復)などで治せる。また予防として対毒ポーションなどもある。パーティだとサポートしあえるが、ソロだと簡単に即死する恐れがあるためキリトも普段警戒している。今回は本来武器に塗る麻痺毒を食事に盛るという方法がとられた。
- ■キリトに普通に攻撃効くの?自動回復は?
- →4話の描写でキリトがホントにチートレベルに見えるが、あの時は20以上のレベル差、装備性能差が大きくあった。
- 今回の場合は、敵が最前線ギルドの副団長護衛を勤めるレベル帯であることと、それに見合った性能の武器を持っていた。さらにキリトはスピード重視なため同レベル帯では防御がかなり低めだったためハッキリとダメージが入った。
- 自動回復については「戦闘時自動回復(バトルヒーリング)」の名の通りで、発動条件は”戦闘時”である。これは敵の戦闘行為だけでなくキリト自身が戦闘行動可能である必要がある。(今回は麻痺状態で戦闘行動が不可だったため発動せず)
- ■キリト腕切り飛ばされた?
- →「部位欠損」という状態異常の一種。よく見るとHPバーの横に赤い状態異常アイコンが出ている。一定時間経過でちゃんと治るが、欠損箇所はそれを知らせる不快な神経ショックが発生する。
- ■キリト素手でスキル使った?
- →アニメでは今回が初登場の《体術》スキル。キリトは普段左手でこのスキルを使い、片手剣スキルと併用していた。
- ■キリトとアスナはオレンジにならないの?(オレンジ・レッドに関しては第4話Q&Aを)
- →クラディールはゴドフリーを攻撃した時点でオレンジになっており、オレンジを攻撃してもオレンジにはならない。要するにSAOではPKK(プレイヤーキラーキラー)は合法である。
- 少し遠まわしではあるが4話で「グリーンの私を攻撃したら~」という台詞から逆説的にも推測できる。
- ■どう見ても事後・・・
- →YES.
- 倫理解除コードというオプションが存在し、それを解除することでできるようになる。
- ナーヴギア及びSAOの説明書にも載っていない項目かつメニューのかなり深い場所にあるため、普通はなかなか気づかない。キリトも知らなかったが、アスナはギルドメンバーにその存在を聞いていたため知っていた。
- βテストの時点ではなかったらしい。
- ■壁が無くなった…
- →ここからが本番、新婚生活の始まり。手を傷めない内に代行に頼むか、柔らかな壁を増設しよう。ちなみにBD/DVD1巻限定生産版の特典に壁殴り指数高めの書き下ろし短編がつく模様。
第11話 朝露の少女
- ■22層ってどんなとこ?
- →町や村が全体的に小さく、森と湖が広がる層。フィールドにはモンスターが出現せず、ダンジョン難度も低いためわずか3日でクリアされた。湖があるため釣り好きには名所。
- ちなみに3話の新聞に今回キリト達が新居に選んだログハウスの広告が載っている。
- ■写真は誰が撮ってるの?
- →第三者が取ったものではなく撮影機能を持つ記録結晶と呼ばれるアイテムによるもの。小説のほうでも詳しい機能は説明されていないが、通常のデジカメなどと同様タイマー機能などもあると思われる。作中の新聞の写真などもこのアイテムによって撮影されている。
- ■アスナさん怖がり?
- →超ホラー苦手。ホラー系ステージである65~66層攻略を適当に理由付けてサボった程である。
- ■NPCにもセクハラってダメなの?
- →たとえNPCでもダメ。ただNPCの場合即送りではなく、警告が出てやめればOKなようだ。
ちなみにハラスメントとは、NPCを別の場所へ強制的に運ぶことも指す。 - ■ユイってサチに似てるけど関係ある?
- →完全に無関係な別人。原作でキャラデザが意図せず似てしまったのである。
- ■軍の連中何やってたの?
- →徴税と称したカツアゲ。圏内では強く人を押したりはできないため、それを逆手にとって多人数で並んで立つことで道を塞ぎ(=ブロックと呼ばれる半ハラスメント行為)逃げられないようにし、かつ邪魔が入らないようにしていた。だが、高レベルプレイヤーはステータスによる身体能力補正が大きいため、ジャンプで飛び越したりして普通に突破できる。
- ■アスナさん何やったの?
- →圏内では攻撃は当たる直前に紫色の障壁に阻まれるが、その際軽くノックバックが発生する。ノックバックは攻撃の威力が上がるほど大きくなる。戦闘慣れしていない軍の下っ端連中はそれだけで恐怖し逃げ出した。この仕様を用いることで圏内でライフ減少の心配が要らない模擬戦なども行われている。
- ■DEBANシリカより小さい子ばかりに見えるがどういう子たち?
- →現代でも小学生でもネトゲやってる時代なので居ること自体に不思議はない。
- 彼らについては次回語られる。
第12話 ユイの心
- ■子供達についてより詳しく
- →本編でサーシャが説明したが、子供のプレイヤー(小学校高学年~中学生)はシリカのようなごく一部の例外を除き皆最初の街に引きこもる。サーシャはそのほぼ全員を保護し教会(宿屋の機能有)で生活。宿賃や食費などは一部の年長の子は周辺の敵なら絶対死なないレベルとなっているためその子達が稼いでいる。そのため狩りなど自殺行為と考えて一切の経験値を得ずにいる一層の他の引きこもりと比べて相対的に裕福であり、それがもとで目をつけられてカツアゲされた。
- ■敵が強いダンジョンの奥深くにどうやって置き去りに?
- →回廊結晶(4話参照)を使用した。ダンジョンで必死に逃げ回って奥深くで回廊の出口を設定。あとはシンカーをどこからでも放り込むだけ。「ポータルPK」と呼ばれる比較的ポピュラーな方法。
- ■死神さん強すぎないか?
- →あの死神はユイがGMアカウントで使用した『緊急アクセス用コンソール』にプレイヤーが近づかないように配置されたガーディアンのようなものだと思われる。キリトが90層クラスだと予測したのは、識別スキルが自分とのレベル差によっては機能しなくなるスキルであるため。
- ■ユイが使ってた剣は?
- →本編でもユイが軽く説明していたが、あの剣はGM用のオブジェクト・イレイサーと呼ばれるシステムを視覚化した物(つまりはゴミ箱入れて削除)であるため、プレイヤーが使用することはできない。アレがあればボス攻略楽勝とか考えてもダメなものはダメ。ちなみに死神は削除されたのであり、討伐したわけではないため、経験値はおろかドロップアイテムすら発生していない。
- ■キリトさんハッキングとかチート過ぎね?
- →一見スーパーハッカー的行為に見えるが、ユイが開いたままにしていたアカウントを用いて操作(これは「ユイの起動した管理者権限が切れる前に~」という台詞からわかる)、ユイのファイルを検索してアイテム化し、自分のストレージへ移動しただけ。つまり他人がログインしたパソコンから離れた時に直接操作、ファイル検索して拡張子変えて移動ってこと。所謂ハッキングの類は一切行っておらず、ただ非常に素早く操作しただけである。それでも十分チート
- ■軍やキバオウのその後は?
- →キバオウ派は追放、軍は一度解散して改めて互助組織を作ることに。
第13話 奈落の淵
- ■アスナ何であんな格好してたの?
- →先述したようにアスナは超有名人。そして今は一応隠居中のためバレないように変装。
実際、バレてしまえばヌシを倒したときのようになってしまうのである。 - ■ヌシについて
- →図体こそ大きいが、所詮22層でさらに戦闘に無関係な釣りスキルが条件のイベントモンスターであるため、釣り上げることのできる筋力があるレベルなら恐れることはない程度である。
- ■75層のボスについて
- →25、50層の難易度が高かったことから75層も同様と考えられ、偵察隊(10人先に入り10人が救出係)を出したが、74層と同様の結晶無効に加えて、まさかの「扉が閉まる」というまたも今回初の鬼畜仕様により全滅。これにより一切の偵察・撤退はできず、初見で倒すか死ぬかである。
- 偵察ができない以上作戦も立てようがなく、攻略組でも最精鋭(Lv.80台後半~90前後)を集めて挑んだが、それでもガードできずにクリーンヒットなら一撃死、キリト(Lv.96)がガードしても受けきれないほどの超火力である。この火力がどれほどありえないかはキャラの反応で察して欲しい。今までは例えボスの攻撃を数発食らっても大丈夫だった。まして今回は高レべルで固めているのだ。
第14話 世界の終焉
- ※原作を基にした推測を含みます。とくに茅場の言動についてはFAを示すものではありません。
- ■え?スカルリーパー終わった?
- →原作でもキリト達3人が正面の鎌を受けて他は側面という流れを決めたあとは省略。
- 約一時間戦い、死者14人。もろに受ければ一撃死だが、ガードはできる(ミス一発で死ぬが)ので他プレイヤーも順に対応していったと思われる。(冒頭でも二人の盾で防ぐキャラがいた)
- 仮に描写しても冒頭のような攻防を延々と繰り返す様子となるだろう。(さらに尺も足りない)
- ■ヒースクリフ戦について
- →本編でも説明があったが改めて。
- 不死は当然解除、HPもお互い一撃で死ぬ量に。(初撃決着でHP半分から、つまり決着は死)
- スキルはシステムアシスト(体が勝手に動く。普通より加速もする)という大きな恩恵を得られるが、同時に必ずスキル通りに動かねばならない上に途中で止められないという束縛がある。茅場は当然全スキルを熟知しているためスキルを使えば動きが全て読まれる。ゆえにスキルを使えば即負け確定なのだが、キリトは茅場が余りにも冷静で、完全に防がれ続けることからの焦りやその他もろもろから精神的に追い詰められ、つい使ってしまった。技後は当然硬直する。(→ソードスキルの記事に詳しい)
- ■キリト死んで復活した?
- →アバターが砕けて復活する描写があるが、その直後のカットで砕ける前と同じ状態(胸に剣が刺さったまま)であることから1話と同様の「死のイメージ」であり(構図も全く同じなのはそれを意味している?刺された痕も無い、剣も手放したのに次のカットでまた持っている)、実際にはまだ砕けていなかったと思われる。さすがに一度死んで復活したらその時点で茅場や周りは驚くはずだろう。誤解を招くであろう表現ではある。
- HP0になり、アバターが透けて消滅しながらも完全に砕け散る前に刺したということ。「HP0は動けるはずがないのに動いた」ということが茅場を驚かせた。
- ■クリア後について
- →まず、本来キリトとアスナのアバターが砕けた時点で脳を焼かれて死ぬはずだが、茅場が最後に二人と話をしたくて猶予を作り、あの場所へ招いた。勝っても負けても話をするつもりだったのかもしれない。実際アスナが砕けた時点ではまだ決着はついておらず、あらかじめ設定しておかないとすぐにシステムが脳を焼いていただろう。
- 勘違いしている人がいるが、アバターは精神体などではない。アバターの消滅=死ではなく、HP0になってアバターが消滅するとナーヴギアに脳チンしろと命令が送られる。つまり茅場が設定さえすればアバターが消滅してもどうとでもなる。
- その後生きてログアウトできたことについては、キリトはクリア報酬と考えている。
フェアリィ・ダンス編
第15話 帰還
- ■状況おさらい(本編で同じ説明有)
- →クリアから2カ月。生存者約6000人がログアウトされたはずだが、その内アスナを含めた約300人が未だ目覚めていない。原因は不明。SAOサーバーはブラックボックスのまま稼働中。現在その維持を《レクト》という会社が行っている。
- ■エギルからメールが・・・
- →ゲーム内の情報と引き換えに明日奈の収容場所を教えてもらったが、それ以外にも、シリカやリズベットなど、思い出せるだけのプレイヤー名を挙げ、その本名と住所を出来るかぎり教えてもらっていた。(※直結厨などではない。断じてない。)メールアドレスは比較的近所であったエギルと再会した際に交換していた。といっても各々リアルとの折り合いをつけるために忙しいだろうと気を使い、エギル以外とはいまだに再会はしていない。
第16話 妖精たちの国
- ■アミュスフィアはナーヴギアの後継機ってどういうこと?危険じゃね?
- →SAO事件発生から半年後に「今度こそ安全」と銘売って発売された。スペックはエギルの言った通りただセキュリティ強化しただけ。これでもかというほど安全装置や強制ログアウト機構を取り付けたり、最大出力の低下や外部感覚の遮断が不完全、バッテリー縮小などデチューン版でもある。外部からの刺激で簡単に強制ログアウトされる。内部で寝てもログアウト(まさしく寝落ち)。
- ■ALOについて(製作面)
- →ユイが言った通り、SAOのプログラムを流用している(ユイが復元できたのもこの辺りの理由が大きい)。ニコニコの改造マリオなどでマップを作っているがそれに近い。要するにSAOのデータをツクール代わりにした感じである。運営はレクトの子会社であるレクト・プログレス。現在サービス開始から約1年。
- ■ALOについて(内容面)
- →レベル無しのプレイヤースキル(以降PS)重視。ステータスはHP/MP/スキル熟練度のみだが、隠しパラメータとして種族補正による向き不向きがあり、アバターの体格によっても能力値の割り振りに多少の偏りがある。また、スキル熟練度が上昇しても装備可能武器が増えるのみで攻撃力には影響しない。 ソードスキルが無いので剣技なども完全にPS頼りだが、代わりに魔法や弓等のメインにできる遠距離攻撃方法が存在する。当たり前だがデスゲームではない。
- ■キリトさん強すぎね?
- →本編で強さは運動能力依存と言っていたが、これは筋力等ではなく反応速度や技術で、さらにVR環境への慣れも重要である。ALOでのダメージ算出は、武器の威力・攻撃精度・攻撃速度・対象の防御力に因るが、速度(通常の運動含み)はプレイヤーの反応速度で決まり、精度は技術で調整可能なので、たとえ相手の防御が高く、武器が初期装備であっても、場合によっては高い攻撃力を出すことが出来る。キリトにとっては2年間のSAOでの戦闘経験と類稀なる反応速度を存分に活かせた結果であり、引き継ぎは関係ない。データ引継ぎによる恩恵は次回明らかに。
第17話 囚われの女王
第18話
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読み:ソードアートオンライン
初版作成日: 09/10/15 00:10 ◆ 最終更新日: 12/10/24 17:36
編集内容についての説明/コメント: ところどころ微修正 2話プログレ発売から少したったので一部項目削除
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