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北海道電力 最悪7.7%電力不足も
10月24日 15時56分

この冬の電力の需給状況を検証する政府の委員会の会合が開かれ、電力不足が懸念されている北海道電力管内では、過去5年間で最も出力が低下した際と同じ規模のトラブルが火力発電所で起きた場合、最悪で7.7%の電力不足に陥る可能性があるなどとした試算が示されました。

この冬の電力需給について、北海道電力は、原子力発電所を稼働させなくても、管内の火力発電所などによって、需要に対して5.8%の供給の余力を確保できるという見通しを示しています。
24日、開かれた政府の委員会では、この見通しを基に火力発電所でトラブルが起きた場合の電力供給への影響について試算しました。それによりますと、ほかの電力会社から融通を受けたとしても、前の年度と同じ規模のトラブルが火力発電所で起きた場合0.4%の電力不足に、過去5年間で最も出力が低下した際と同じ規模のトラブルが起きた場合は最悪7.7%の電力不足に陥る可能性があるとしています。
委員会では、今後発電所のトラブルの可能性について詳細に検証する方針で、その議論を基に、政府は北海道電力管内に対して節電を要請する場合、どの程度の数値目標とすべきかなどについて検討することにしています。

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